千葉で働くフリーランサーのブログ

すぐに怒る人は怒ればなんとかなると思っている

      2016/07/06

私は基本的に温厚ですが言いたいことを我慢をしないようにしているのでどちらかといえば自分では怒りやすいほうかなと思ってます。

まあそれでも年に数えるくらいにしか怒ったりしないんですが中には毎日常に怒っているような人っていますよね。

一方で怒ったところをほとんど見たことない人もいるけど彼らは怒ることってあるのかな。

怒らない人は気が長い?

怒る人は短気?

短気ってそもそもなんだろうね。今日はそんな話。ちなみにこの記事は話題の書籍、『嫌われる勇気』の話が中心です。

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怒ればなんとかなると思っている

私、最近『嫌われる勇気』読んでそこに書かれていた一説に感銘を受けました。

その一説がこれ。

「人は怒りを捏造する」

これ見て「あ~なるほどなあ」って思ったんだよね。

まあこれだけじゃ本を読んでない人は分からないと思うので詳細を書きます。ちなみに『嫌われる勇気』は哲人が青年にアドラー心理学を説いていくという形式で書かてます。

アドラー心理学の目的論

アドラー心理学ではフロイトの原因論を否定して「目的論」を提唱してます。

原因論ってのは人々の行動は過去に起きた出来事に沿って人は行動するという考え方で、たとえば女性に声を掛けれないのは過去に女性に冷たくされたことで自信をなくしていることが原因であるという考え方。

アドラーが提唱する目的論は人は自分の目的に沿って行動するという考え方。同じ例でいくと女性に声を掛けれないのは声を掛けて断られることを避ける(という目的の)ためであるってこと。

過去に原因があるんじゃなくてただ単にあなたが声掛けたくないって目的があってそれを叶えるために自信をなくしているってこと。

そこで本に登場する青年は「それは絶対ねえよw」と言ってこんな例え話をします。

昨日の午後、喫茶店で本を読んでいたとき、通りかかったウエイターが私の上着にコーヒーをこぼしてしまった。

そのコートは買ったばかりの一張羅で私はカッとなって思わず「何してくれんねん!」と怒鳴りつけた。普段の私は公の場で大声を出すなんて絶対しません。

しかし昨日ばかりは怒りに駆られ我を忘れてしましました。

さあどうです?これは「原因」ありきの行動でしょ?これでも原因論を否定します?

私はウエイターにコーヒーをこぼされたくらいじゃ絶対に腹立たないしまず考えることは「この後どうしよ」です。絶対そう考える。

だからあんまり理解できないんだよね。この青年の気持ちがホントに。だって怒ったところで何も変わらないし何か変わるの?それで気分爽快になるの?って思うよね。

まあここで青年の言いたいことはわかる。

「感情はコントロールできないんですよ~」ってことだよね。

では哲人はこれをどう返したのか?気になるよね。

つまりあなたは怒りの感情に突き動かされて怒鳴ってしまった。普段は温厚なのにあまりの怒りの感情に抗えることができない。だから不可抗力だ!とおっしゃられるのですね?

では仮に、昨日のあなたが偶然刃物を持っていたとして、カッとなった弾みで相手を刺してしまったとします。

その場合もやっぱり不可抗力になるんですかね?

「それは極論だ!」

青年は当然そう言うでしょうね。「だったら説明してくださいよ!」私の昨日の怒りはコーヒーをこぼしたことが原因じゃなかったら何なんですか!?

哲人

簡単です。あなたは怒りに駆られて大声を出したんじゃない。「大声を出すために怒った」のです。

つまり大声を出すという目的をかなえるために怒りの感情を作り上げたのですよ。

あなたには大声を出すという目的が先にあった。つまり、大声を出すことによって、ミスを犯したウェイターを屈服させ、自分の言うことを聞かせたかった。その手段として、怒りという感情を捏造したわけです。

怒りは出し入れ可能

まあ当然こんなこと言われても青年は納得できないよね。怒りっぽい人も納得できないと思う。

「そんな理屈で考えて怒るわけじゃない!怒りは突発的な感情だ!」

哲人

確かに怒りは一瞬の感情です。こんな話がある。

母親と娘が大声で口論していたそうです。すると突然電話が鳴ります。慌てて受話器を取った母親はまだ怒りがこもっています。

ところが電話の相手は娘が通う学校の担任の教師でした。そう気づいた途端、母親の声色は丁寧なものに変化します。

電話が終わると同時に再び血相を変えて怒鳴り始めたのです。

要するに怒りは出し入れ可能な「道具」なんですよ。ただ大声で娘を威圧するために怒りの感情を使っていたに過ぎない。

ホンッッッっトその通りだよね。

店員とかに怒鳴ったりするやつってのは怒鳴ればなんとか曲げてくれると思ってるんですよ。抑えられない感情がどうのこうのな話しではない。

怒りっぽい人はただの自己中心的な人

一昔前に流行りましたよね。自己チューって言葉。

自分を中心に世界が回ってると思っているやつのことだけど、世の中大半がそうじゃないかと思ってる。

自分が貧しいのは国のせいだ!社会のせいだ!とか勉強できないのは親のせい、学校の先生の教え方が悪い、出世できないのは上司のせい、同僚のせい・・・

すぐに怒る人は他人が自分の思い通りになると思ってるんですよ。怒れば何とかなるってね。

そういう人って常に『怒りどころ』を探していて、コンビニの店員やウエイトレスがミスするのを今か今かと待ってるわけ。

クレーマーというやつが世の中には存在するけどまさにそれで自分の私欲を満たすために相手の『怒りどころ』を探して怒鳴りつける。

怒りっぽい上司がいるけどまさに自分の思い通りに部下に動いてもらうために怒りという感情を利用している。

だから怒らしてしまったああとか反省する必要ないんですよ。

私もたまにスゲー怒る時があるけど大体は自分の目的を遂行するためにスゲー怒ります。だけど自己中ではないですよw

まあ何はともあれ『嫌われる勇気』オモロイです。理解できる人は少ないかもだけど是非読んでみてください。

 - 書評

TKalice

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ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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