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継続出来ない人が勘違いしている夢を追える人と諦める人の違い

2014 8/19
継続出来ない人が勘違いしている夢を追える人と諦める人の違い

こんにちは。

先日奥さんに質問された話をここで一つ。

奥さん「何かを貫き通してやり遂げられる人とそうじゃない人の違いってなんだろう?プロになる人は何がスゴイのかな?」

「みんなやりたいことやってるだけだよ(と哲人なら言うだろうなあ)」

奥さん「やりたいことやってるだけ?じゃあ例えばプロの道目指してたけど途中で挫折しちゃった人とかどうなの?」

「それは途中でプロになるより別のことをやりたい、別の道を歩きたいと思ったからだろうね(と哲人なら言うだろうなあ)。」

※いい感じに脚色してます。

目次

我慢強さが成功に繋がっているわけではない

このことに気がついたのは多分二十二、三歳の時。

それまではすぐに行動できる人やそれを途中で諦めたりせず、最後までやり遂げられる人ってすごいなあと思っていました。

多くの成功哲学系や目標達成術系などの自己啓発本ではこの「諦めない」っていうワードがポイントになっていて、

「諦めないことが大切」→「そのためにはどうすればいいか?」というような内容が一般的。

・目標を明確に設定する

・長期的、中期的、短期的な目標を設定する

・とても高い目標と頑張って手を伸ばせば届きそうなくらいの目標を設定する

・将来の理想の自分をイメージする

・小さい成功を積み重ねて自信をつける

等等・・・あげれば切りがないようで実はどの本でも書いてあることは大体同じ。

こういうのを読んでプロになるんだったらみんなプロになっているし、続けられるんだったらデブはいないし、ブログ続かない人、アフィリエイトで稼げない人はいないよねきっと。

続けることが大事だということは分かっている

実は多くの人が達成したい目標ってだいたい何をすればいいか分かってることが多いよね。

世紀の大発明や新大陸発見なら別として、「月100万稼ぎたい」、「かわいい女子と結婚したい」「痩せたい」、「モテたい」等の目標は多くの人が達成しているから。

私は最近アフィリエイトとか副業とか興味あるからそういう話が中心になっちゃうんだけど、アフィリエイトで月100万稼いでる人はたくさんいるけど、彼らは別にスゲー頭が良かったり、天才的な能力があるわけじゃなくて別にやろうと思えばだいたいの人が出来ることだと思ってる(バカは無理だと思うよ)。

同様に漫画家や作家だって腐るほどいるわけだし女優や歌手だってスゲー才能のある人ばかりじゃない。

彼らは一つの物を磨き続けた結果なワケで別に誰も思いつかなかった天才的な発想や特殊能力があったわけじゃないんですよ。

要は自分が成りたい目標とか夢に向かって努力し続けられるかどうかだけ。失敗したら原因を追究して軌道修正していくだけ。どうすればいいか大体分かってるんです。

諦めず続けられる方法っていう考え方が間違ってる

野球なら野球の練習するだけだし、司法試験に受かりたかったら勉強するだけ。

ブログで稼ぎたかったら先人のおっしゃる通り良質な記事書いてファンを増やしてSEO対策もして最適な位置に広告を張ればいい。

アフィリエイトだってネットで調べたり、本を読んだり信用できる情報商材で勉強したり。

後はどれだけ諦めずに続けられるかだけなんだよね。何でもそうだと思います。

だから最終的に行き着く先は「どうすれば諦めずに続けられるか」ってなるんだけど、これ方向間違ってるんじゃねえの?

って思ったのが二十二、三歳の頃。

※画像は宇宙に行った時の写真。嘘に決まってるけど。

P1010278

すべての人はやりたいことだけをやっている

単純に私がたどり着いた答えは、

「やりたくないことを我慢して出来ない」

ってことなんですよね。

これは単純にやりたくないことをやらない言い訳、もしくは逃げかもしれないw

ブロガーは辞めたいのを我慢してブログは書けない

例えばブログって続かないツールの代名詞の一つでおそらく三ヶ月続けられる人って全体の10%もいないと思うし、それを一年、二年続けられる人って多分全体の3%もいないんじゃないかな。それくらい続けられる人は少ない。

だから「ブログで稼いでやる!」と思って意気込んだもののすぐやめてしまった人にとって1年間毎日ブログ書ける人って、

「どんな神経してんだよ!?」

って感じかもしれないけど、一年ブログやってる当の本人からすれば「書きたいから書いているだけ」なんだよね理由はどうあれ。

動機は「何であれ」そうしたいから行動する

ブロガーでも、ワーカホリック(仕事中毒な人)でも、アフィリエイターでも、漫画家でも、社畜でも、ホームレスでも・・・

彼らがそうしたいからそうしてるんだよね。

そうしたい理由は別に前向きな動機だけじゃなくて当然後向きな動機だってある。

例えば毎日5記事とか10記事とか更新するブロガーは「ブログ書きたい!」、「オモロイことを他の人にも伝えたい!」って動機もあると思う。

だけどその裏で「更新頻度を減らすとPVが下がるかもしれない。」、「購読者が減るかもしれない」、「なんかようわからんけど更新せんと気持ち悪い」・・・

そういう後ろ向きな動機もあるかもしれない。

特にブログ更新してそれメインで収入を得ている人はそのブログの収益が自分の生活を大きく左右するからね。

ブラック企業を辞められない人

じゃあブラック企業を働いている人はそこで働きたいから働いてるの?ってなるわけなんだけど全くその通りとしか言いようがない。

ゼンショー(すき家の会社ね)で働いている人は少なくとも始めはそこで働きたいと思ったから働いている。

理由はなんであれ、数ある業種、職場のうち、そこで働くことが(少なくとも今の段階で)ベストだと思っているからそこで働くことを決めたわけ。

で、実際働いたらブラックでスゲーしんどい!辞めたい!

けど理由はなんであれ辞められない(少なくとも今は)。

何で辞められないかっていうと、(少なくとも今の段階で)辞めない方が良いと思っているからなんですよ。

「辞めると上司に言い出せない」「次の仕事が決まるかどうか不安」、「収入が途絶えるのが怖い」・・・

当然後ろ向きな動機が多いと思うんだけど少なくとも今後、将来、家族のことを考えたら今のまま現状維持でそこで働きたいから働くんですよ。

私は嫌なことは嫌だときっぱり言うしやりたくないことは極力やらないようにしている。入社して「ココで絶対働きたくない」と思ったら2日~3日で無断で辞める。

それが出来る人と出来ない人の違いって結局「自分がどうしたいか」だけなんですよ。

無断でソッコー辞めた方が今も将来的にも良いと思っている私と、そんな無責任なことは出来ないし履歴書に傷がつくし・・・と思って辞めないほうが良いと判断する人、その違いだけ。

やりたいことを見つけることが一番の近道

例えば、もしもブログで稼ぎたいと思ったら自分のやりたいようにブログを作るのが一番近道だと思ってます。

正直私は自分の書きたいことしか書く気が起きないし、たとえ需要があるからといって興味のない芸能人のゴシップなんか書く気が起きないしやろうとしても絶対続かない。

それをやって続けられるって人はそれなりに芸能人ネタが好きなんだろうし、それを追いかける読者のこともそれなりに好きだから続けられる。

gori.meとか男子ハックとかはガジェットやスマホネタが多いけど彼らはおそらくスマホ、ガジェットが大好きだから続けられるわけで、私のような充電器なんて充電できたらなんでもいいじゃんって思う人には真似できない。

webデザイン系のブログはwebデザインが好きな人にしか書けないし、クレジットカードや保険比較サイトが作れる人はお金に関する情報を集めることが好きに違いない。

クレジットカードのポイントなんてどうでもいいし、保険の還元率コンマ数%なんてどうでもよすぎる私にとって情報を集めるのは苦痛過ぎる。

彼らは別にめんどくさいのを我慢してやってるんじゃなくてその情報を集めて編集することが好きなんですよ。

ブログやってると閲覧数が増えていったり、いろんな人から反響もらえたり、収入が発生したりして長くやればやるほどブログを続ける動機(モチベーション)が勝手に増えてきます。

だけど最初は当然そんなもんないので更新する動機は「自分が書きたいから書く」に限られてくる。

だからお金が欲しいからっていう理由でブログ初めても絶対に続かないんですよね。その時々、刹那が楽しくないと絶対続かない。別にブログに限ったことじゃないですが。

(ちなみになんでブログの話になるかっていうと、ブログとかアフィリエイトって目標達成論とかそういうのを可視化しやすいんですよね。これほど『継続は力なり』が数字に表れるものはない)

ちなみにうちの奥さん、毎日飽きもせず仕事以外のほとんどの時間絵描いて、右手腱鞘炎になっても左手で描いてるのは別に金が欲しいからというよりただ単に好きだからなんだろうね。

手塚治虫は病院の病室で漫画を描いていたというけどそれだけ描きたかったんですよ。

宮崎駿が「しんどいから辞めた!」って言っても新作製作するのはやっぱり好きなんだろうねえ。

ありすのおうちT

 

というわけで今日はこの辺で。なんか長くなったし。画像は奥さんが描いたやつ。

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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