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密かにITパスポートを持っている私がその必要性とか参考書とかまとめる

2023 2/03
密かにITパスポートを持っている私がその必要性とか参考書とかまとめる

ITパスポートなんて正直持っていても役に立つことはほとんどないです。

資格には大きく分けたら二種類あって、一つは医師免許や看護師、薬剤師などの医療関連や弁護士、税理士などの士業関連、その他美容師や理容師、電気工事士などの業務独占資格。

もう一つは情報技術者や医療事務など「あったら有利ですよ」っていう資格。なんか名称あるのかな。

前者はその資格がないと業務が出来ないためその業務に就きたければ必ず取得しないと罰せられます。どんなに知識や技術があっても無資格で医療行為を行うことは法律で禁止されています。美容師も免許を持っていない人がサロンでお客さんの髪を切ることは禁止されています。どんなに上手い人でも資格がないとダメです。

逆に有名な医療事務や簿記、ファイナンシャルプランナーなどは原則資格がなくてもそれらが従事する仕事に就くことは実質可能です。

資格は無数にあるけれど私は基本的にその資格がないと業務が出来ない『業務独占資格』以外は必要ないと考える人も多いです。

が、中にはそのくらいの知識はあったほうがいいよって意味で取ってみてはどうかと思う資格もあります。例えば事務職希望なら簿記とか、観光客の多い接客の仕事なら英語関係の資格とか。

目次

ITパスポートの必要性

ITパスポートもその一つで資格自体別に必要ありませんが知識自体は意外とかなり使えます。というか今の情報社会でそれくらい知っておくべきだと思う内容ばかりです。

私は仕事柄よくネットワーク障害の対応とかするんですが私自身はもちろん会社自体ネットワークの専門ではないのでほとんど素人がやってるようなもんです。

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小さい障害は9割直せる?

そこそこ規模の大きい会社や工場、中堅以上の病院などは情報分野の専門会社と保守契約を結んでいてIT機器やネットワークの不具合や障害は当然その専門業者に依頼してます。

ですが小さい事務所や営業所、中小規模の会社等はそういう専門業者にツテがなくて、電気やLAN工事の施工業者、事務機屋さんやOA機器業者等に依頼している場合が多いです。

ですがこれらの会社は基本的に社内LANやインターネットのネットワークは畑違いで知識があまりなく、私の会社もその一種なので実際うちの会社で配線引っ張ってる工事してる人はネットワークのことほとんど何も分かりません。

だから私を含め、ネットワークが少し分かる人が適当に対応するんですがだいたい9割以上解決できるんですよね。いままでこれは原因分からないから専門業者に頼むってこともないし。

自分で直せれば経費削減にもなる

障害があって呼ばれて対応するわけだから当然お金を頂きます。

こういうのって出張修理なわけだから当然結構高額になります。法人の会計は単位が大きいのであまり気になりませんが個人が出張修理したら1~2万以上は軽く吹っ飛ぶわけじゃないですか。法人でも当然それくらい掛かっていて、例えばhubやルーターの電源が抜けていたくらいで出張修理とられたりするんですよね。

実際に「インターネットが繋がらなくなった」と電話で呼ばれて行った際に電源が抜けていただけ、という事例は少なくありません。

もったいないですよね。

だから特に中小企業はこういうのを削減したいと思っているはずです。

就職で有利とまではいかなくても

ITパスポートは面接相手となる多分中高年だとほとんど誰も知らなくて履歴書に書いても多分使えません。

なので就職に有利になるとは言いがたいですが、入社してネットワーク障害とか対応できたらかなり頼りになると思うんですよね。

今の会社ってどこもネットワークが配備されていて電気や電話と同じ位のレベルで使用していますよね。

先日対応した某中堅ゼネコン会社では、業務のほとんどをクラウドで行っていて「ネットが使えないと全く仕事にならない」と嘆いていました。

その度に事務所とかに呼ばれるんですが、大体がルータがフリーズしてるとか雷で機器が壊れているとかでYAMADA電機に行って交換して再設定とかで直るんですよね。

もし社内にそういう人がいればわざわざ業者に依頼しなくても直せるわけだから経費は浮くし、何より早く復旧できます。中高年はそういうのダメって人がほとんどだからそういう知識ある人って絶対重宝されると思います。

※写真はイメージです。

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ITパスポートで学ぶ範囲

itパスポートは大きくテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系に分かれていてそれぞれ広く浅く出題されます。

ここまでネットワーク系の話ばかりしてましたがネットワークやPC、デバイス、ソフトウェア等はテクノロジに分類されています。

参考サイト:ITパスポート試験合格への道 ~基本から学ぶ試験対策講座~

テクノロジ系の知識

先にも上げたようにPCやネットワーク機器、デバイス等の性能、種類やLANやインターネット等のネットワーク、コンピュータやソフトウェアの基本的な問題が出題されます。

多分日常生活で一番関わるとこだと思います。CPUとかメモリ、HDDなんかは知らないとヤバイってレベルなんだけどおそらくほとんどの人がよく知らないと思います。

ちなみに私は法人にパソコンを売ることがあるですが購入担当者のほとんどがCPUの種類や違いもわからない。騙されたって知らねえぞって思います。

そういう意味で現代社会で最低限のITの知識は絶対あった方が良いです。

マネジメント系の知識

ITパスポートは元々初級システムアドミニストレータっていう資格だったんですが資格改変されて生まれ変わりました。

改変される以前の資格に比べて増えたのがこういうテクノロジーに関係ないところです。

プロジェクトの進行やソフトウェアの開発プロセス、サービスマネジメント等、どちらかといえばIT会社の職務に関する問題で関係者以外はあんまり関係ない話が多いです。

IT業界で働く人や発注者側の立場であれば知っておくべきことばかりです。

ストラテジ系の知識

ストラテジーを翻訳すると戦略です。要するにビジネス戦略の話。

一応営業職である私にとって一番近い分野ではあるんですが、正直そこそこの企業に入社しなければ理解できる人は少ないレベルとなっています。

ただ自分でアフィリエイトとかネットショップとか副業をやる場合、最低限知っておいたほうがいいんじゃないかってことばかりだなあと思います。

ITパスポートは過去問題をネットで公開しているので興味のある方は下記サイトも御覧ください。

【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例)

オススメの参考書など

なんとなく資格勉強ってのをしてみたくてとりあえず勉強してみたのがITパスポートなんですが今の会社に入って結構役に立っているので勉強してよかったです。

勉強する前はIPアドレスさえも知らなくてルータとかネットワーク機器の簡単な設定も出来ませんでした。

そんなど素人でも分かる参考書を紹介。

キタミ式イラストIT塾-ITパスポート-

大学も専門学校も出てなくて普通科の高校だった私にとってたとえ初級レベルの資格でもちんぷんかんぷん。

キタミ式の参考書はイラストが豊富でスゲーわかりやすいです。多分これ以上の参考書はないと思う。ちょっと前に某工科大の寮に行った時、コレが転がってて懐かしさを感じました。

クレバー方式でよくわかる-栢木先生のITパスポート教室

実はキタミ式を発見したのはかなり後で、私がメインで使っていたのはコチラ。かなり分かりやすいと評判だったのでコレで勉強してました。

Amazonでベストセラー1位となっている書籍です。

まあこの二冊のどちらかがあればだいたい理解できると思います。書籍は平成○○年版と付いているものが多いですが、極力最新版を購入しておいた方が試験対策がしやすいと思います。

上記2冊のどちらかをしっかり熟読して過去問題を解いていけば合格点を取れるくらいの知識がつくと思います。

それでもどうしてもわからないとか時間がないって人は通信講座もアリだと思います。私が勉強した時はバイト掛け持ちしてて人生で一番働いていた時だったので車で聞きながら覚えました。ホントド素人だったわけですから。

格安だったのでフォーサイトを選びましたけど多分これ以上ないくらいに丁寧に解説してくれてます。価格が安いのでお勧めです。

ITパスポート合格講座:14,800円からのご提供

合格率は40%~50%くらい。過去問が9割くらい解けたらだいたい合格できます。勉強嫌いの私でも取れたんだからきっと誰でも取れるよね。まあ資格持つこと自体にそれほど意味はないかもしれないけどモチベーションの問題ですね。

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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