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パナソニックの食洗機、NP-TR9を徹底レビュー

2017 6/02
パナソニックの食洗機、NP-TR9を徹底レビュー

以前から気になっていた食洗機ですが、引越しを機に購入しました。

機種はタイトルの通り、パナソニックのNP-TR9です。価格は6~7万くらい。現状では食洗機はパナソニックが独り勝ちみたいですね。

よく家電量販店等でも見られる置き型のものとビルトイン(システムキッチン的な組み込み型のもの)があるみたいですが、今回購入したのは前者の置き型のものです。

購入して一カ月くらいになるので使い勝手や良い点、悪い点、感想などをまとめます。

目次

使い方、お手入れはとても簡単だ

食洗機は何と言っても使い方が簡単でお手入れが楽なことが魅力です。

1.食器を洗う時は食器を入れて

2.食洗機用洗剤(スーパーで売っている)を入れて

3.「電源(入)」と「スタート」の2つのボタンを押す

だけ。

終了したら食器を取り出し、本体の中にある残さいフィルターに溜まった残さいを捨てるだけです。残さいは水気が取れているのであんまり汚い感じがなくて良いです。

※残さいフィルターの画像

それ以外の手入れに関してはNP-TR9は食器を入れずに食洗機用洗剤を入れて空回しするだけでOK(メーカー販売員談)。

とても楽です。

まな板、包丁、フライパンも入る

大きさに限りがありますが、一般的に使われるサイズであれば包丁、まな板ともに洗えます。フライパンも24cmくらいまでのものなら入ります。それ以上は入りません。

※画像後は使用後なのでキレイです。吉野家限定御茶碗もかなり高いレベルで汚れがキレイに落ちます。

ご飯粒が付いて洗うのがめんどくさい炊飯器の釜も洗うことが出来ます。

が、大きなものを入れると他の食器が入らなくなってしまいます。調理器具と食器と、を2回に分けて洗ったり、洗いやすいものは手洗いする等工夫して使うと良いです。

汚れは本当に落ちるのかという問題

食洗機は手洗いするよりもキレイになる、と販売員は言いますが本当なのか?

私も実際に使うまで半信半疑でしたが、「手洗いするよりも綺麗に汚れが落ちるは本当」だと思いました。

下の画像はご飯の粘り気が残りやすい炊飯器の釜を食洗機で洗ったものですが、洗浄後は粘り気は一切ありません。白いやつは傷です。結構使ってるんです(5年以上)。

パナソニックの食洗機は高温(60℃~70℃程度)で洗浄するためゴシゴシしなくても汚れが落ちるようです。60℃~70℃あればほとんどの汚れが落ちるのでそうなっているらしい。

ちなみに私は何度か洗剤を入れずに洗浄したことがあるんですが、洗剤を入れたのか、入れていないのかわからないくらいには洗剤がなくてもキレイになりました。フライパン等の油汚れ意外は洗剤なくても完全に綺麗に洗えると思います。

それくらいキレイになります。

ちなみに乾燥までやってくれます。乾燥時間も調整が可能。

ただし100%ではない

一カ月くらい使ってみて分かってきたことですが、食洗機は100%完全に汚れが落ちるわけではありません。

稀に汚れ残しがある時があります。

これは多分洗浄前の置き方(配置の仕方)の問題とかもあると思います。

また、茶渋のような落ちない汚れもあります。

これに関しては手洗いするしかないですね。

食洗機を買ってよかった?

食洗機を買ってよかったか?

と聞かれると間違いなく「買ってよかった」と言い切れます。

むしろもう「ない生活」には戻れません。仮に壊れたとしたらまた同じものを買うと思います。

それくらい重宝しています。

食器洗う時間はもったいない

時は金なり(Time is money)という言葉がありますが、食器洗い等の家事をする時間は正直忙しい現代人にはもったいないです。「母が苦労してやることに意味がある」は時代にそぐわない。

食器を洗う時間に1日15分費やしているとすれば1年間で約91時間(5475分)にもなるんですよね。時給800円の仕事でも72,800円です。

食洗機の価格は本体がだいたい6万円、分岐栓(後述)と工事費を入れても7万円くらいです。

1年使えば「買って得した」となるわけです。もっと言えば食洗機は手洗いに比べて水(とお湯)の使用量がずっと少ないので光熱費も浮きます。

パナソニック公式サイトによると2-3人家族で1日2回使った場合手洗いに比べて1年間で約5,400円の節約になるようだ。

ということもあり、コスト面で考えるとむしろ買わない方が損。

と思ったので私は購入しました。

食洗機の注意点やデメリット

良いところばかり説明されてだんだん胡散臭くなってきたのでここからは悪い点を。

食洗機を購入する時は以下の点に注意した方が良いと思いました。

  • 設置場所が限定される
  • 設置工事が必要(分岐栓の取付も)
  • 音が少しうるさい

設置場所が一番のネックに

食洗機は便利過ぎる家電ですが、設置場所に困ることが最大の難点です。ここをクリアすればもう導入すべきだと言いたいところです。

まず本体がデカイという問題もありますが、その前に蛇口とコンセントの近くに設置する必要があります。給水及び排水用のチューブと電源ケーブルの接続が必要だからです。

そしてこの蛇口とコンセントを共に床を跨がずに配置出来る環境は中々ないかもしれません。

我が家の場合、キッチン側ではなくダイニング側の近くにコンセントがあったので問題ありませんでしたが、これがなかったら多分断念していたと思います…

(キッチンにもコンセントはありますが、壁側しかなかったのでシンクを跨いで下か上を這わさないといけなかった。どっちも嫌でした。)

シンク(流し台)の近くで電源が取れて尚且つ本体が設置できるスペースが必要なので、場所が厳しくて断念するケースは多いと思います。

ちなみにうちはせまっ苦しくてどうかなと思ったんですが、カウンターの上に置いてます。これも見ての通りですが幅と高さが結構ギリギリです汗

分岐栓の設置工事が必要です

蛇口に分岐栓(食洗機の方に水道水を流すための器具)を取り付ける必要があるため、それの設置工事が必要です。

分岐栓は蛇口のタイプによって違い、家電量販店などでは購入するとどの分岐栓が必要か見に来てくれます。

分岐栓は家電量販店等で売っているものもあれば、販路(購入ルート)が少ないものもあるそうです。多くの場合その場で取り寄せとなり工事費と一緒に支払いをすることになるようです。

私の場合は家電量販店等、割とどこでもでも売っているものだったのでアマゾンで購入しました。3,000円くらいだったかな。

分岐栓及び食洗機の取付は自分で出来なくもない作業ですが、分岐栓の取付にはパイプレンチとかがいるので得意な人を除いて工事業者に依頼しましょう。家電量販店で購入時に一緒に依頼すれば5,000円くらいでやってくれます。

また、賃貸の場合は退去時に元に戻さないといけないのでその工事も必要になってきます。これも食洗機導入の面倒なところの一つですね。

音は微妙にうるさい

掃除機や洗濯機ほどではありませんが、食洗機は洗浄中ちょっと音がします。

多分夜中に使って隣に住居に音が響く、というレベルではないと思います。

が、横でyoutube等を観ていると音量を上げたくなるくらいには割と音がします。なんというか、大雨が近くで降っている感じです笑

同機種の動画があったので興味があれば聞いてみてください。これくらいキッチンが広ければ余裕がありますね…

まとめ 置く場所が確保できるなら買うべき

食洗機はエアコンや洗濯機と同じくらい必需品だと思います。

なくても生活出来なくはないけど、ないとしんどいくらいのレベル。

洗濯機は家になくてもコインランドリーが近くにあればそれほど困らないですが、お金も掛かるし面倒ですよね…長期的に考えればどう考えても損…そんな感じです。

設置場所さえ確保できれば導入するべきだと感じました。

実際に設置できるかどうか、実物は用意出来ないのでちゃんとサイズを図って確認すると良いです。

同サイズくらいの物を段ボールとかで作って置いてみるとイメージがしやすいかもしれません。

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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