今年も後数日で終わりです。
ギリギリになりましたが、今年(2018年)に読んで面白かった本、おすすめしたい本を紹介します。
専業でアフィリエイトをやるようになってから、以前に比べて(取り組んでいる分野に関する本を除いて)あまり読まなくなってしまいましたが、それでも人並み程度に本を読んでいたようなのでご紹介します。
ちなみに全部5つです。
Kindleですぐ読めるmのも多いので年末年始のお休み中にサクッと読んでみてください。
コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと 川上量生
「ジブリ作品はなぜ人気があるのか?」
「宮崎駿作品はなぜ何度も観られるのか?」
「コンテンツとは何か?」
「センスとは何か?」
工学部出身でずっとIT業界で活躍してきた川上量生さんがこれらを感情ではなく論理的に、別の言い方をすれば理系的に説いています。
本書のメインテーマは「ジブリ」ですが、コンテンツ制作という意味ではブロガーもアフィリエイターも通ずる部分があるため、「面白い記事を書くにはどうすれば良いか」のヒントが得られるかもしれません。
2018年で一番良かった本を上げろと言われれば間違いなくこれを上げます。
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
今年謎の死を遂げたことで話題になった和歌山県出身の実業家、野崎幸助さんの自叙伝。
たまたま書店で並んでいたのを少し読んでみたのですが、これがすごい面白くて結局そのまま買ってしまいました。
「助兵衛なのは否定しませんが…」
という(謎の)前置きが印象的で、なぜか好感が持てます。
サクッと読めるので気になる人読んでみてください笑
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)[Kindle版]
GIVE & TAKE
この手のビジネス書(自己啓発本)はもうほとんど読まなくなってしまいましたが、全く違う関係性の2人に勧められてKindle版をポチってしまいました。
ポチってからもしばらく読んでいなかったのですが、先月くらいから読み始め、先日完読しました。
内容はやはりその手の自己啓発本の一線を超えるものではないかもしれませんが、新しい発見も多く、人を見る視点も多少変わったくらいには自身に影響を与えました。
「自分は人に利用されている」
「利用されないためには利用する側に回るしかない」
「性格の悪い人が仕事で成功を収めやすい」
と思っている人は必読かもしれません。
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍[Kindle版]
SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
映画の脚本家が書いた、映画の脚本を書くための必読書。
テーマは「映画の脚本」ですが、こちらも「観客を惹き付ける」という点ではブログやアフィリエイト、YouTubeでも必要になってくるため、ヒントが得られる部分が多いと思います。
それとは別に、映画の制作過程が描かれている本なので、映画ファンにとっては純粋に読み物として楽しめると思います。
また読んだ後は「この映画はこういう工夫がされてるんだよ」とドヤることも可能で、更に映画を楽しめるのではないかと思います。
「SAVE THE CATの法則」というのは、序盤に主人公が猫を助けるシーンを見せることで観客の共感を得るというものです。
Google AdSense マネタイズの教科書
Twitterでも有名なのんくらさんやa-kiさんらが書かれたGoogle AdSense、もといサイト運営に関する本。Twitter上で話題になり売れに売れまくっている様子です。
こういったブログ運営やアフィリエイトに関する本はその大半が初心者向けに書かれているものですが、こちらに関しては中級者以上向けのように感じました。
本人らも「全くの初心者にはわからないんじゃないか」と思っているのではないかと思います。
ただ初心者からまだ脱していない人が、「中級者以上向けの本」と期待してしまうと物足りない部分も出てくるかもしれません。確信的な部分について書かれていないからです。
ただその「わかりそうでわからない」が業界人を熱くさせている印象はあります。
【感想】『Google AdSenseマネタイズの教科書』が神本である5つの理由
Googleアドセンス マネタイズの教科書の書評は検索するとものすごいたくさん書かれていることが分かりますね。
まだ読んでない方はぜひご一読ください。
あんじゅ先生と大河内先生のフリーランス税本
本タイトルは『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! 』です。長いのでなんとかしてください。
こちらもTwitterで話題になり売れに売れまくっている本です。
本書は「漫画でわかりやすく」がコンセプトとなっていますが、そういった本に散見される「内容が薄い本」をむしろ「内容が濃すぎる」でカバーしています。
「漫画でわかりやすく」なのに1~2時間程度では到底読めない濃い内容になっています。それでいて「わかりやすい」も失っていないので、現状でフリーランスに最もおすすめできる「税金に関する本」と自信を持って言えます。
とにかく妥協点がない。渾身の一冊だと感じました。
税金や確定申告に不安なフリーランサーにおすすめ。