タイトル見て「え?何で?」って思った方、読み終える頃に「あ~ナルホド」って思ってくれたら嬉しいです。
私は田舎に住んでいて車をほぼ毎日運転します。それも通勤だけじゃなく仕事でや休日の外出時でもです。一日平均2~3時間、多い時はもっと運転しています。
車を運転するようになって10年くらい経ちますが未だに事故をしたことありません。いや、一度だけ後ろから黒いベンツに信号待ちの時に追突されたことがあったか。まあ過失ゼロなので自分が起こした事故じゃないけど。
長いこと運転していると事故をしそうな人、しやすい人ってのが分かるようになってくるんですよね。「あーこの人アブねえなあ」ってのが。
もちろん赤信号無視したりスピード出して追い越ししまくる人も該当するんですが、青信号だから必ず進む人ってのも結構危ないんですよね。
事故が起こる仕組み
交通事故ってまあいろいろ種類があるんだけど、車両対車両の一対一の事故の場合って片方の不注意による事故か、両方の不注意による事故のどちらかだと思うんですよ。
例えば信号待ちで止まっている時に後ろから追突される事故は完全に片方(後続車)の不注意による事故ですよね。もうひとつよくある事故に車が左折時に直進するバイクや自転車が衝突してしまうってやつなんかも片方(左折する車)の不注意による事故。
一方で交差点の信号無視とかで起こる事故って当然信号を無視した側の車の不注意によるモノなんだけど、その多くが衝突した(一見)被害者側の車にも過失があるとされることが多いんですよね。何故なら片方が信号無視で突っ込んだところでもう片方が停止していれば事故は起こらないから。
だから信号待ちの車に追突した場合は追突した側に100%の過失があるけど、信号無視による事故の場合、過失割合は必ずしも信号を無視した車両が100%の過失になるとは限らない。特にギリギリ滑り込んできた信号無視車両に衝突した場合は10%程過失があるとされることが多い。何故ならそのまま停止していれば事故が起きなかった(回避出来ていた)とされるからね。
まあもちろん信号を無視した側の責任は大きいですけどね。
正義感による事故は多いと思っている
自分の正義を貫きたいがために事故を回避しない人が結構多いんじゃないかってことをたまに思うことがあります。
「青信号だから俺が止まる必要はない」
「向こうが信号無視しているんだから速度を落とす必要はない」
そう思ってクラクション鳴らす暇があったらブレーキ踏めよって思うんですよね。
あくまで想像ですけど自分が止まれば、あるいは減速すれば回避出来た重大事故って結構あると思うんですよ。
例えば追い越し時の正面衝突の事故なんか分かりやすいけど、あれって追い越す車お横暴さは問題だけど追い越される車、それに対向車が「危ない!」と思って減速すれば早々事故にならないと思うんですよ。少なくても死者が出るような事故にはならない。
だた、きっと追い越される側が減速せず(逆に加速するバカもいるけど)、対向車も減速せず事故に繋がる。
例えばこの動画なんかもそうなんだけど、クラクション鳴らす暇があったら事故回避に努めろよって思うんだよね。
もちろんこんな危ない追い越しする奴が一番事故を起こしそうだけど、ブレーキ踏んだり左に避ける等の衝突回避をせずに何の意味も持たないクラクション鳴らすような人も同じくらい事故りやすい。
正しくても事故をしたら意味がない
上の動画のようなケースでもし事故が起きた場合、対向車の過失は少ないと思います(回避出来たんなら多少はある)。
だけど正面衝突して重傷を負って仕事が出来なくなったり、場合によっては歩けなくなったりしたら「自分は間違ってない」じゃ済まないんですよね。
加害者に責任があるから慰謝料は貰えるとは思う。だけど失うモノってきっと多いです。
「俺は信号を守っただけだ。だから進んだ。悪いのはあいつだ」
そんな人が運転する車の横に乗ったらダメです。
こういうタイプの人って正義感が強くて、その正義感が周りに迷惑を掛けたり自分の首を絞めたりすることが多いんですよね。私の経験からするとですが。
横で運転する人の正義のために事故に巻き込まれるって最悪でしょ。
だから付き合ってはいけない。