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「難しいこと書くな」から考える文章の難しさ

2015 4/19
「難しいこと書くな」から考える文章の難しさ

文章で人に伝えるって難しいなあってたまに思いません?

私は高校くらいから携帯を持つようになった世代で、文字によるコミュニケーションの急増と伴に大人の階段を上ってきました。

最近はスマホの普及で文字のみのコミュニケーションがさらに増えてきたなあと思う今日この頃ですが、こうやって長々と活字を書く側の私でも文章のみで人に伝えるのって難しいなあと思ったり。

例えば今日の記事タイトルにした、

「難しいこと書くな」

ですがこれどういう意味だと思います?

「難しいことを書くなよ」という否定にも見えますし、

「(この人)難しいこと書くな(あ)」

という私が記事冒頭で使った「○○だなあ」に似た言い回しで使う場合もありますよね。

文字のみで伝えようとすると伝える側と伝えられる側でどうしても食い違いが生じてしまいます。

目次

言いたいことがわからないと言われた時

私達書き手側はそういった食い違いが起きないようになるべく語弊を生むような言い回しは避けるようにしていますが、コミュニケーションって伝える側だけでなく伝えられる側にも文章を読み解く力、読解力が多少なりとも必要で完璧に伝えるのは不可能だと思います。

しかし私は人に何かを伝える時、伝達が上手くいかない時は基本的に伝える側に責任があると思っています。

というのも伝える側(書き手)が工夫すればだいたいのことは伝えられる側(読み手)に伝わるからです。

自慢じゃないけど私はどんなにこのブログに対して酷いコメントが来たことがあっても、

「意味がわからない」

「言いたいことが分からない」

というコメントは頂いたことがありません。

その前に電話や口頭でのコミュニケーションでも私の方がそう言うことがあっても言われたことはほとんどありません。まあその前に電話で伝えるのが難しいと判断した場合は基本的に会って資料等持って話しますからね。

なので例えばブログのコメントやSNSのやり取り、電話でのやり取りで、

「言いたいことがわからない」

「何を言ってるのか分からない」

ということを言われたりした時は改善する必要があると思ってます。

というか聞き手、読み手の理解力を上げることはできませんから自分が変わる他ないんです。

どうすれば伝わるか

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とは言ってもすべての読み手側に100%伝えるということは不可能です。

何故なら同じ文章でも読み手側が今持っている思考や知識によって解釈が変わってくるからです。

例えば今私が書いている「文章力」に関する記事でも読み手の心境によっては、

「意味がわからないという批判とどう向きあうかということが書かれている」

と感じる人もいるかもしれません。

そのため伝えるための第一ステップはおおよそ読む人の心境を多少なりとも察する必要があります。

クソリプは何故クソリプなのか

twitterでクソリプと呼ばれるプレイがあります。

クソリプってのはクソリプライの略で、まあ簡単に言えばクソみたいな返信、コメントという意味ですかね。

クソリプにもいろいろ種類がありますが基本的に、

「何が言いたいのか分からない」

「意味がわからない」

というのを私はクソリプ認定しています。

何故クソリプを飛ばしてくる人がいるのかと言うと、twitterは140文字という限られた文字数でコミュニケーションが行われるため、情報や意見を発信する側が上手く完全に伝えられないということがよくあります。

そのため、それを読んだ人が発言者の伝えたいことを間違って解釈してしまい、(発信者にとって)的外れな意見をしてしまうわけです。

さらにクソリプを飛ばしてしまうような人は発信者の言いたいことをくみ取ることが出来ないコミュ力低めの人なので、自分が言いたいことを文章にして伝えることも苦手です。

結果、本当に何が言いたいのか全くわからないクソリプが生まれるわけです。

これはお互い心境が全く読み取れないtwitterだから比較的発生しやすいです。よく絡む間柄ならまだしも、あまり絡んだことがない、もしくは初めて絡む人だと私もよくあります。

記事タイトルで読み手の心境が決まってくる

ブログの場合は基本的にブログの記事タイトルを見て訪問者が集まってきます。

そしてその際に記事タイトルで読み手の心境が決まってきます。

例えばこの記事のタイトルを見て訪れた人はおそらく、

「文章力について書いてあるのではないか」

「「難しいこと書くな」、これが文章の難しさとどうつながるんだろう」

「文章書くのって難しいよねえ」

等、まあ文章に関する情報を求めている人、興味がある人が訪問するのではないかと予想します。

その中に「難しいこと書くな」が文章の難しさにどう繋がるか、が気になる人もいると思います。

ここで私がそれについて何の説明もしなかった場合どうなるか?

中にはくみ取ってくれる人もいると思いますが、おそらく

「言いたいことがわからない」

と言われるんじゃないかなと思います。

 ブログもtwittterもコミュニケーション

特に一方的に発信しているブログは忘れがちですが、伝える側と伝えられる側の両方がいて成り立つブログも立派なコミュニケーションツールです。

伝えられる側がいないブログはタダの日記です。それはそれでいいと思うけど。

伝えたいことがあるから書いているんですよね?だったらブログも読み手の心境を考えて書くことが大事です。

読み手の気持ちになってタイトルから最後の文字まで何度も読み返してみて、自分の言いたいことがちゃんと伝えられているか、読み手との食い違いが起こりそうな箇所はないかどうか確かめましょう。

まとめと一言

hukushuhu

「意味がわからない」

は批判でも意見の対立でもなんでもありません。それ以前の問題です。

実はこの「難しいこと書くな」というネタは何日か前にクソリプが飛んできた時に書こうと思ったんだけど、先日丁度フォローしているブロガーさんのブコメが若干荒れていたので上手くまとめることができました。

ブログやってるといろいろあるよね。

私は燃えたことないから結構羨ましいと思っていたりします。まあ露骨な炎上ネタはあかんけどね。

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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