こんにちは。
ブログとかアフィリエイトとかやっている人です。
最近ブログアフィリエイトがお盛んです。高知にいる私でも、今年だけでも「ブログで稼ぎたい」、「アフィリエイトで稼ぎたい」と言う人にたくさん会ったりもしました。
そういう方々にはだいたい、特化サイトを作った方が断然早いし簡単だと話すんですが、モチベーションを維持しやすい雑記ブログで稼ぎたいと思う人も多いです。
なので今日は雑記ブログで手堅くコツを少し解説しますのでご参考ください。ちなみにまだほとんど収益を上げられていない初心者向けです。
そのコツは大きくは以下の3つです。
- 検索需要のある記事を書く
- クエリに対する答えを書く
- 難易度の高いキーワードは狙わない
この3つを意識するだけで飛躍的に稼げるようになるはずです。
具体的な収益化については次回に続く。
検索需要のある記事を書く
一般的にブログで稼いでいるブロガーさんは検索流入によって稼いでいます。
SNSで有名な人も、炎上で有名な人も、塾とかサロンとかやっている人でもブログで収益を上げている人は漏れなく検索流入によって稼いでいます。
逆にどんなに稼いでいる炎上芸人さんでも検索流入がなくなると収益はほとんどなくなってしまいます。
全然稼げていないブロガーさんの中にはこれを知らない人が結構いるみたいですが、少しでも稼いでいる人なら当然そのことは知っています。
なので検索流入が見込める記事を書くというのは必須事項なのです。
検索需要を確認してキーワードを選定する
検索流入が見込めるかどうかはGoogleのキーワードプランナーによって確認することが出来ます。
使い方等は「キーワードプランナー 使い方」等でググって調べてみてください。稼いでいる人はみんな自分で調べて稼いでいます。
キーワードプランナーは現在広告出稿のための入金をしなければ正確な検索ボリュームを見ることはできません。
ですが100~1,000、1,000~10,000、等曖昧ではありますが、ある程度の検索ボリュームを調べることが可能です。
100~1,000よりも1,000~10,000の方が当然月間検索ボリュームは大きくなります。
また、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べたいワードを入力すると、合わせて関連性の強いワードも表示されるので、それらと検索ボリュームを比較することも出来ます。
例えばゲームブランド「key」が手がけたアドベンチャーゲーム、『rewrite』に登場する「鳳ちはや」をキーワードプランナーで調べると、月間検索ボリューム100~1,000となっていました。
rewriteのヒロインである「鳳ちはや」は多くて月間で1,000回程の検索回数となっているわけです。
※鳳ちはやさんの写真です(rewriteの公式サイトはこちら)
では関連ワードどうなっているのかというのが下の画像で、
なんと、鳳ちはや(100~1,000)に対して中津静流(1,000~1万)になっているではありませんか。
※中津静流さんの写真です(rewriteの公式サイトはこちら)
これは鳳ちはやファンにとっては不本意な結果ですが、「検索需要のある記事を書く」という手法に従えば鳳ちはやさんよりも中津静流さんの記事を優先的に入れた方が良いというわけです。
もちろん単純に検索ボリュームの多いモノを書けば良いというわけではありませんが、検索ボリュームを比較して、狙うべきワードをリサーチすることで効率よく収益化に繋げることが出来ます。
起点となるキーワードはどうやって探す?
Googleの検索ボリュームを調べるキーワードプランナーやyahooの検索ボリュームを調べるyahooキーワードアドバイスツール、その他キーワードに関するツールの大半は起点となるキーワードが必要です。
その起点となるキーワードをどうするかですが、
1.自分で思いついたものを適当に入れる
2.サーチコンソールで見つける
3.ライバルサイト、関連サイトから取ってくる
の3つの手法があります。
ここでは詳しく解説しませんが、稼いでいる多くのアフィリエイターはおそらく2と3を使って起点となるキーワードを探していると思います。
2については「サーチコンソール 使い方」等でググってください。
3については気になるサイトを見て適当に引っ張ってくるか、「ahrefs」等のツールを使うという方法もあります。
いずれにしてもしっかり「人が調べるキーワードを狙う」というのは基本中の基本です。
クエリに対して答えを返す
Google(およびyhaoo!)利用者が検索窓に入れて調べるワードを「検索クエリ」と言います。
クエリとは英語の「Query」で、質問、問いかけを意味します。
つまりクエリに対して答えを返すというのは、検索する人の質問に対して答えを返すコンテンツを作るということです。
グーグルは昔から検索クエリに対する的確な答えが返ってくる検索結果を目指しています。
具体的な例を上げると絶対的な答えが存在する掛け算や割り算、翻訳、カラーコード等は外部サイトに頼らずGoogleのコンテンツそのものが検索結果の一番上に出力されます。
もちろんグーグルのみですべてのクエリに回答出来るわけではないですし、コンテンツを作ることも現実ではないので、だから適切な「ウェブサイト」が表示されるように努めているというわけです。
例えば「イヤホン 3000円」という検索クエリには少なくとも、
「3000円のイヤホンにはどのようなものがあるか」
「3000円のイヤホンでおすすめはどれか」
「1000円くらいのものと比べてどうか」
等の問いかけがあります。
実際に検索して検索結果を見ればわかると思いますが、現在のグーグルはこれに対する答えを提供しているページを1ページ目に表示しています。
逆に調べたいこと、知りたいことについて書かれていないページは上位表示されません。
他に良いページ(ユーザーが知りたいことがしっかり書かれているサイト)がなければ上位表示される可能性がありますが、検索結果の1ページ目に良いサイトがちゃんと表示されていれば絶望的です。
しっかり「問いかけ」に対する「回答」を書くようにしましょう。
難易度の高いクエリは狙わない
今回最も重要なことはこれです。
雑記ブログでは絶対不可能とは言いませんが、難易度の高いキーワードで上位表示するのは非常に厳しいです。
現在のグーグルは比較的サイト単位よりもページ単位で上位表示する傾向が強いです。
例えば「格安SIM」というキーワードの検索結果の1ページ目はほとんどがサイトのトップページではなく、個別ページが表示されています。なので比較的雑記ブログでも単一記事を強化することで上がりやすい傾向にあるとは思います。
しかしたとえ個別ページが上がりやすくてもサイト全体で評価されていることには変わりはありません。
「格安SIM」の検索結果もやはりそのほとんどが格安SIMの専門サイトとなっています。
あくまで私の個人的な見解ですが、現状では、
そのキーワードを上げるために作られたサイト>そのキーワードのジャンルの専門サイト>それ以外のサイト
の順に評価がされやすいと思っています。
例えば「格安スマホ 比較」というキーワードなら、「格安スマホの比較サイト」、「格安スマホ専門サイト(アフィリエイトサイト、公式含む)」、「その他ブログ等」の順に上がりやすいと思っています。
1ページ目にそのキーワードを上げるために作られたサイトや専門サイトばかり表示されるキーワードでは、雑記ブログで単一記事をどんなに頑張って作っても上位表示するのは非常に難しいです。
専門サイトが少ないキーワードを狙え
専門サイトが少ないキーワードであればたとえ月間検索ボリューム数万単位のワードでも上位表示が可能です。
専門サイトが上がっていないということは雑記ブログやQ&Aサイト等が上がっているというわけですから、ドメインの差異はあれどサイトコンテンツの条件はほとんど同じです。
例えばこのブログは「ufoキャッチャー(月間検索ボリューム約8万)」等のキーワードで1ページにいますが、ufoキャッチャーの専門サイトがないから雑記ブログでも上位表示することが可能だったという結果です。
特にアフィリエイト案件がないもの、お金に直接結び付きにくいものは比較的難易度が低いです。
一語だけでなく、二語、三語の複合ワードを実際に検索してみて、専門サイトが少ないワードを探してみましょう。
まとめ
今回はとりあえずPVを上げる方法を中心に書きました。
ブログアフィリエイトで稼ぐという点だけでみればPVに拘る必要はありません。手法によっては1日数十PVでも月に数十万稼ぐことは可能です。
しかしある程度なんでも書きたい雑記ブログで稼ぐとなると、やはり手っ取り早いのはPVを集めてしまうことです。
また、サイトやブログ運営を全くやったことがないという人は、「検索から人に来てもらう方法を知る」という意味でPVを集めるところから入っても良いと思います。
ただ、全く戦略を立てずにとりあえず100記事とかやってると全く人が集まらないサイトになる可能性もあるのでまずは上述した3つを実践してみましょう。
具体的な収益化については次回へ続く。