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失敗は成功の母とか言われる理由

2017 2/13
失敗は成功の母とか言われる理由

海外のことは知りませんが、少なくとも多くの日本人は失敗を恐れて失敗することを避けようとしますよね。

一般的な学校教育や家庭、会社でそういう風になっているわけですから当然のことだと思います。

が、私はこの「失敗を避ける」ことは結構問題だと思っていて、特に成長する必要がある、勉強する必要がある、と思う事柄で失敗を避けようとするのはかなり問題があると思っています。

なので私はもっと勉強してもらいたい、スキルを磨いてもらいたいと思っているライターさんやアシスタントさんにはどんどん失敗してもらいたいと考えていたりもします。

目次

失敗は成功の母と言われる理由

失敗が成功に繋がる。

というのはよく言われることで、「失敗することで、その原因を追究したり欠点を反省して改善して成功に近づく」みたいな意味合いのある言葉ですが、私としては失敗することで「考えるようになる」というのがこの言葉の真髄だと思ってたりします。

何も考えずトライして、失敗する。

何故失敗したんだろう?

上手くやるにはどうすれば良いだろう?

と考えることがとても重要で、考えるきっかけを与えてくれるのが「失敗」だと思ってます。

自分でトライしないと意味がない

とした場合、自分でトライして失敗しないと意味がないんですよね。

よく会社なんかでもありがちな話なんですが、自分じゃなくて他人(上司や同僚)に訊いたやり方やアドバイスをもらって実践したりして、その結果での失敗。

このようなケースで結果が出なかった、悪かったとしても、失敗したのは自分ではなく、そのやり方を教えてくれた人(またはやり方)ということになり、何も反省しないわけです。

一般的な会社で働く人の大半は「失敗することは良くないことだ」と思っているので自分はもちろん、その周りの人の失敗さえも避けようとします。

なので上司は部下が失敗しないように手取り足教えたり、失敗しないようにアドバイスをするわけですが、これで部下が失敗しても失敗したのは上司のせいになってしまいます。

上司はこう言ってたけど…

本当にうまく行くのかな~

自分は言われたようにやるだけだから…

このような思考のもとで失敗しても、失敗した自覚を持つことはできませんよね。

成長したかったら失敗すること

なんでもそうですが、成長の近道は失敗することです。

多くのケースで失敗しまくることは許されないのが問題ですが、もしいくらでも失敗することが出来る状況であるならば、どんどん失敗すべきです。

もちろん失敗は自分で考えて自分で実行したものの結果でなければ意味がありません。

自分でこれがベスト(ベターでもいいけど)だと思ってやった結果の上での失敗なら反省をすることが出来ます。

何故うまくいかなかったのか?

何が悪かったのか?

上手くいくにはどうするべきか?

自分で行動した結果の上での失敗であればこのような思考に行く着くはずです。

誰かに指示されて、アドバイスをしてもらって出た結果は良い結果、悪い結果に関わらず自分の成長に繋がりません。

また、逆に自分の部下や仕事仲間等に成長してもらいたいと考える場合は「失敗させる」ことが重要です。

ある程度最小限の指示を与えて、後は自分でやってもらって失敗してもらう。

この際その失敗が自分(部下や同僚)に降りかかって来るようになっていれば尚効果的。

そうでなくても本人に「自分は失敗してる」という自覚を持たせることが出来れば、多少なりともまともな人間であれば放っておいても成長します。

失敗させないことは本当に問題で、そういう人は考えることを放棄してしまいます。

子どもの頃から親に失敗しないようにと育てられてきた人は自分で考えることが苦手な傾向にあるように思います。気のせいかもしれませんが。

そういう人が大人なって、考える癖を身に付けられるのかどうかはわかりませんが、少なくとも失敗する機会を奪ってしまうといつまでも成長しないように感じます。

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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