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汎用ロボットが仕事を奪うと将来どうなるの?

2016 7/09
汎用ロボットが仕事を奪うと将来どうなるの?

先日少し遠出をして大きなショッピングモールに行ってたんですがそこで初めて無人レジを経験しました。

これがスゲー便利で早い。

従来のレジ回りはだいたい横一列にレジが並んでいてその一台一台に客が並ぶ。店員はレジ一台に付き最低一人はいるのでへレジが10台あっても店員がいないと使えない。

レジ

しかしセルフレジだと少ない店員で常にフル稼働することが出来る。さらにスキャンから買い物袋へ流し込むので従来の袋詰めコーナーが不要になり、レジに一人一人店員が付かないため小スペースでたくさんレジを並べることが出来る。

自動レジ

 

私が利用した無人レジコーナーは上の図のような感じで20台くらい並べられていてパッと見た感じスゲー混んでるなあと思ってたけど・・・これが意外と早く順番が回ってきた。

20人並んだとしてもレジが20台あれば順番は1人待つだけだからね。

最初は誰だってわからないし慣れないから時間が余計掛かるかもしれない。だけどこれがどんどん導入されてみんな使い慣れてきたら逆転すると思うよ。今のセルフガソリンスタンドのようにね。

それで思い出したのが以前書いたこのエントリー。前置きが長くなってしまいました。

ロボットが仕事を奪うって考え方、何かヘンだよね?

半年以上も前に書いたもので結論付けると、「レジが機械化してレジ係という仕事をロボットに奪われたとしてもその余剰で新しい仕事を生み出すから問題ない。かつての産業革命の時みたいにね。」

という感じなことを書いてます。

だけどこれ、かなーり前に「この記事汎用ロボット等について一切考察してない」っていう意見があったんだよね。いや、もうかなり前なんだけど。

というのをセルフレジで思い出したので汎用ロボットについて書こうかなと思い立ったわけで。

目次

汎用ロボットが仕事を奪う?

汎用ロボットってのは先に上げたようなセルフレジや農耕機械のような限定的なモノではなくて、もっと様々な分野で活用できるロボットのこと。

例えばパソコンやスマートフォン、タブレットのような機器はどこのオフィスにもあるし飲食店向けや量販店向けなど使い方も様々。

パソコンはこれまで手作業だった事務作業やデータの蓄積からあぶり出しまで行ってくれる。5人でやってった事務作業を一人でこなせるようになったわけで残りの4人は仕事を奪われたわけだ。

近年ではスマートフォンやタブレットの普及でこれまで専門的な装置だったPOSやEOS、オーダーシステムや計量器等様々な分野に導入されつつある。

Androidを活用してどのメーカーでも容易で安価に製造されてしまうとこれまで半ば独占して製造していたメーカーは淘汰される。最近ではタッチパネルでオーダー出来る回転寿司や居酒屋が増えてきたけど、当然その分人に掛けるコストは下がる。つまり仕事をロボットに奪われたわけ。

汎用ロボットの勢い

これまで機械は単純作業しか出来なかったんだけど、デジタル化という革命的な技術によって一昔前のSF映画のような世界が現実的になっている。

例えばiphoneに搭載されているsiriはユーザーの呼びかけに対して素早く応えることが出来る。音声認識装置とビッグデータによって対話型ロボットや自動翻訳装置等、一昔前なら夢のようだと言わそうな機器が登場した。

自動翻訳装置があれば通訳はいらないし翻訳家も必要なくなる。現段階ではまだまだ未完成だが将来的にこれらの職業はほとんどなくなっていくと予想される。

ビッグデータの勢いは本当にすごい

膨大なデータを数値化することによって小さなストレージに保存出来るようになったデジタル機器は、アナログ時代だと車何台分にも及ぶ資料を小さな箱に納めることが可能になった。

現在どの病院にも置いていあるレセプトコンピュータ(レセコン)は古くから診療報酬の明細を発行するために使用されている装置だ。

レセコンは1970年代頃に専門機器として登場したわけなんだけど現在は一般的なパソコンに置き換わっていて扱えるデータ量も膨大になっている。

現在のレセコンは患者の症状に合わせて過去のデータがら可能性のある病名を割り出し診断漏れの無いように適切な処置を教えてくれる(らしい)。

例えば咳が出るという症状は一般的な風邪の可能性が高いがインフルエンザや肺炎、気管支炎等の病状も疑われる。肺炎が疑われるということはもれなくレントゲンも付いてくるわけ。診療報酬明細を作成するシステムは進化し、まだまだ取れるとこいっぱいありますよって教えてくれる(らしい)。

なんとなくレセコンの話をしたくて例に上げたけど他にもビッグデータは様々な用途で活用されている。ホントに例を上げるときりがないくらいにね。

 汎用ロボットが仕事を奪うとどうなるか

前回の記事ではロボットが仕事を奪っても暇を持て余した分新しい仕事が生まれるっていう結論を出している。

でも、「さらに技術革新が進んで汎用ロボットが自動で車を運転したり老人の介護したり医者の代わりに診断したりするようになったらホントに仕事なくなるんじゃねえの?」

って思うかもしれないけど私は少なくとも自分が生きているうちはそうはならないと思っている。

確かに今ある仕事はロボットに置きかえられて仕事を奪われるかもしれない。だけどやっぱり別の新しい仕事が生まれるだけなんじゃないかなって思うんだよね。

もし仮に最終的にロボットに仕事を奪われて飢餓に苦しむ人が大勢いるような世の中になったらどうなると思います?

飢え死にする前に田畑耕すか畜産育てますよね?

ロボットの所有者とその家族がロボットに食物を製造させている隣で汗水流して働く。

あんまり今と変わらないかもw

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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