日本は資本主義社会ですよね。
資本主義社会って言い変えると競争社会なんですよね。
結果を出した人は豊かに暮らせるけど出せない人はどんなに頑張ってもずっと貧乏のまま。
しかもその結果には限りがある(とみんな思っている)からそこに向かってより速く効率的に、合理的に達成出来るように頑張りますよね。
仕事で効率性や合理性を考えない人はおそらくほとんどいないと思いますし逆に考えない人は相当仕事が出来ない人の部類に入ると思います。
確かに生産という行為においては効率性、合理性を追求することでより良い結果を残すことが出来るとは思いますが、それ以外だと実社会では効率や合理性を求める必要がない場面が多々あります。
多々あるんだけどこの競争社会に囚われてしまっているためか何もかも効率や合理性を求める人が多いような気がします。
結婚を合理性で考える人達
男性にも女性にも結婚をすべきかどうかを合理性を基準にして考える人が結構いますよね。
男性を年収で判断している女性なんかはかなり分かりやすくて、これはまさに結婚相手を数値化して合理的に判断していると言えますよね。
こういう効率とか合理性で結婚するべきかどうかを考える男性も結構いて例えば、
メリットは、
- 家事をやってくれる
- 収入の足しになる
- 知人、家族の評価が良くなる
- 将来子どもがいた方が老後が安心
逆にデメリットは、
- 自分の自由な時間が減る
- 自由に使えるお金がなくなる
- めんどくさい
みたいな感じでプラス面とマイナス面を差し引きして合理的かどうかを考える。
って人が結構いるんですよ。
でもこういう考え方の人って絶対損しているよなあ・・・
って思います。
だって人生で楽しいことの大半は無駄で出来ているわけですから。
合理性ばかり追求したら何も楽しめないよね
「遊び」って呼ばれるものはだいたい合理性なんてないんですよね。
例えば旅行とか、ゲームとか、漫画とか、スポーツとか、ギャンブルとか・・・
どれもただ単にお金を使うだけでそこに生産性なんてないわけです。いや全くないとは言わないけど少なくとも生産性を考えると合理性には欠けますよね。
だからスポーツなんかにしても、合理性を考えればどうせスポーツやるならプロ目指せ的になるんでしょうけど別に何も生み出さない趣味レベルでいいじゃねえかよって思うわけです。
漫画なんて読む暇があったらもっとためになる本を読め?
別にいいじゃないですか楽しいだけでも。面白いだけでも。役に立たなくても。
結婚の話に戻すと、別に自分にプラスにならなくてもいいじゃねえかよ・・・
って思うわけですよ私は。
結婚して子どもを産んだら確かに老後が少し安心になるからメリットはあるけど、お金は掛かるし自由な時間はなくなるし、子どもが犯罪者にならないとも限らないしでそこに合理性なんか考え出したら絶対子どもも産めないし結婚も出来ないと思うんですよ。
効率性や合理性ばかりに囚われて自分にとって損するようなことはしたくないって思っている人って人生楽しいのかなあとか思っちゃいます。