世間一般では暴論とも言えるかもしれないけど私は本気でそう思ってるし私以外にもそう思っている人は多いでしょう。
ちなみに私は現在28歳、既婚、中小企業の正社員として働いているフツーのサラリーマンです。
日本の初任給は韓国より安い?
いつからこうなったのか?
私が小さい頃は中国も韓国も発展途上国だと言われていた。
現在GDPは中国に抜かれ、大卒の初任給は韓国よりも低様子。もちろんそれには理由があるのだけれども少なくとも20年前にこうなることは誰も予想できなかっただろう。
こちらの記事でも触れているけど各国それぞれ状況は違うし所得が高いからといって豊かであるとは限らない。
しかしここ20年余り、日本は他国に比べ明らかに進歩していない。前に進んでないように思う。
情報化社会についていけない日本
ブロードバンドによってインターネットが急速に普及し本格的な情報化社会が到来して10年くらいですか。
日本はこの情報化社会、グローバル化社会に完全に出遅れている。
google。amazon、facebook、twitter等、日常的にネットで使っているサービスはほとんどアメリカのモノ。さらにスマートフォンもアメリカや韓国、最近では中国メーカーがシェアを伸ばし国内メーカーはSONYのみなんとか食らいついている印象だ。
正社員という足かせ
私は経済の専門家じゃないし勉強してきたわけでもない。しかし危機感は感じています。このままだとホントにやばいんじゃねえの?って。
そしてその原因の一つ、いや元凶とも言えるのは正社員という制度にあると考えている。
正社員ってのは一度採用すると解雇することが容易でない。
従業員は法に守られているため、ちょっと仕事ができない程度で首を切ることが企業にはできないのである。
なので例えば私が今の会社であまり頑張って働かなくても首になることはないし、昇給をする必要はなくとも減給は簡単にされない。
それをいいことに今の会社員のほとんどが頑張ることをしないし上に立つ人間も頑張ろうとしない。そんな企業が下からてっぺん目がけて猛進してくる途上国の企業に勝てるとは思えないんだよね。
流動しない企業は変われない
首になる危機感のないやる気のない正社員も問題だがそれ以上に問題なのは長年居座って何もかも知ってる風な顔をしている中高年です。彼らが一番邪魔くさい。
情報化社会ってのはとにかく変化が速い。
去年当たり前だったモノが今年じゃもう通用しなくなるなんてことはよくあります。
変化に対応できる新しい企業、ベンチャー企業ではLINEやgoogleハングアウト等を使って素早くコミュニケーションをとることが当たり前だけど、いまだに電話とFAXと郵送でやり取りしている中高年はおそらく退職するまでそれにこだわり続けるでしょう。
そんな人が仕切る企業大丈夫ですかね?
海外企業はペーパレスを意識しクラウド化を進めるけど、その間日本メーカーはキレイに速く印刷できるコピー機を作っている。
その結果が今の携帯業界なんだけどこのままだと今後ありとあらゆるデジタル機器が海外メーカーに置き換わるんじゃないかなと思っています。
5年で長老のリクルートのようなベンチャー精神がないと今の時代やっていけないと思うんですよ。まあ極例ですが。
正社員で働く多くの人が幸せになれない
海外の勢いのある企業が日本にどんどん進出しつつある今、日本企業は本当に余裕がありません。
すげー頑張って働いて残業して会社に尽くしても大した人件費を払うことはできない。
今、大企業に就職してそれなりの給料をもらっている人もいつ経営が傾くかわかりません。
EV車の時代が本格到来すれば国内自動車メーカーはどうなるか誰も予測できない。これまで電力会社は誰一人として安泰を疑わなかったけど2016年の電力自由化が決定している今、先のことは不透明です。
だったらどうするか?
「先のことなんて考えてもわからないんだから今やりたいことをやりましょうよ。」
将来のためだとか老後が心配だとか言いながら嫌なこと我慢して正社員で働くって相当馬鹿らしいです。
まあ私は正社員でいようとし続けることが一番将来不安になるのでこんなこと言えるわけですがw
だって考えただけで気が狂いしょうでしょw