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今日のテーマはずばり透視図!
一点透視や二点透視、三点透視とか出てくるよ!
特に興味のない人も見て行ってね!
透視図法とは
絵画や作図によって遠近感を持った表現を行う図法とwikiでも言われています。
遠近感とは近いものは大きく見える、遠いものは小さく見える。
上のマンションの写真を見ると一階の幅より最上階の幅が明らかに短くなっています。
現実はそんなわけないですよね。当然一階から最上階まで幅の長さは同じはずです。
この遠近感を絵画や作図で表現したのが透視図というわけです。
なんてことはない、日頃から見ているはずです。
透視図の種類
透視図にはいくつか種類があります。
それぞれの場面において用いる手法は変わってきますがだいたいこの三点を知っておくといいでしょう。別に絵にそんなに興味ない人も結構面白いかもよw
一点透視
しばしば出てくるこの一点とか二点とかの点は消失点を表しています。
消失点とは視界から消える点、遠すぎて見えなくなってる所っていうのがしっくりきますね。
まずは下写真ご覧ください。
これは高知県北川村にあるモネの庭で撮影した写真。偶然にも一点透視を説明しやすい構図となっています。
視点の前に架空のキャンバスがあるとして、一点透視図法ではキャンバスに平行なすべての平行線群は平行線として描かれ、キャンバスと垂直に交わる直線はすべて1つの消失点へと収束するように放射線状に描かれる。
wikiではこう説明されていますがなんのこっちゃって説明ですよね。
わかりやすくするとこうなります。
赤の○が消失点、青の縦線がキャンパスに交わる垂直な線です。ちなみに「視点の前の架空のキャンパス」は透明な窓ガラス等をイメージするとわかりやすいかもしれません。
一点透視は基本的に風景画や真ん中にぽつーんとキャラがいるような絵で使われることが多いようです。
二点透視
先ほどの要領でいくと二点消失点があるということですね。基本的にキャンバスの中央に対象物があり、左右に消失点があります。
対象物をやや斜めから見たときに使われる手法です。
下の写真は二点透視を説明するのに適しています。
めちゃめちゃ雑な作図ですがなんとなくわかるんではないでしょうか?
左右に消失点があります。 雑ですまんw
三点透視
三点透視図は左右に加え上下の距離感を出します。記事冒頭にはったマンションの写真。ココまでくれば消失点が左右と最上階上空にあるのがイメージできるのではないでしょうか。
下イラストは三点透視を取り入れてみました。
イメージはアンパンマンのやなせたかしさん。
深緑を使うことで鋼板っぽさを取り入れ、メルヘンとのギャップ萌えを狙ってみました。
パースイメージ。消失点は左翼の先の方、飛行機の尾の先、書き忘れていますが下の方も意識しています。
ちなみに補助線の直線以外は全部手書きです。(直線、曲線ツールを使っていないという意味)
透視図まとめ
今回写真に直線をひぱったりして気づいたことはやっぱりパース(透視図)って線を引っ張ったりしても正確に描けません。
本来理論的に説明がつくんでしょうが私は専門家ではないのでここを「こうすればこう見える」と言うのを理論的に説明するどころか解すことも出来ません。
なのでやっぱりなんなく、イメージで描いてます。といってもまあこんな作図方法もあるよって予備知識であると世界が変わってくるかもしれませんねw