ブログを書いているとたまに、
「成功者でもないくせに」
というようなわけの分からないコメントを頂くことがあります。本当にわけわからない。
「成功者って何?」
って思ったので今日はそんなお話を。
成功者ってなんだろう?
特に若いやつに多いと思うんだけど漠然と成功したいとか成功者になりたいとか思ってるやつがいます。
それを餌に「誰でも成功者になれる方法!」とか「成功者に学ぶ○○」みたいな謳い文句の書籍や情報商材を多々見ますよね。
私はこの成功者になりたいってのがホントよく分からない。
どっから成功者なのか
野球の世界で成功者といえば日本人の多くはイチローや松井、チョイとおじさん世代だと長嶋茂雄や王貞治あたりか。いや知らないけどw
じゃあそれ以外の例えば元巨人の桑田真澄選手や清原あたりはどうだろう。
かつてK.Kコンビと呼ばれ、おそらく今の20代以上の野球好きなら知らない人はいないくらいの有名な選手だけど球界トップを走っていた選手とは言えない。
清原、桑田クラスになると野球にそれほど興味の無い人でも知ってるくらいのレベルだからまだ成功者と呼べるかもしれない。
だけどそれより下にいる選手、一軍にいるけどあまり目立ってもいなくて野球ファンしか知らないような選手はどうだろうか。
確かにプロ野球選手を目指す少年からすれば一軍で活躍する選手は誰もが成功者に見えているかもしれない。
しかしプロ野球に限らず、多くのプロスポーツ選手は短命で、引退後貧しい生活を送っている元アスリート達も大勢いる。
彼らは果たして成功者と呼べるだろうか。
ビル・ゲイツは紛れもなく成功者かもしれないが
成功したいと思っているやつの多くは地位と名誉、そして金を手にしたいと思っている(多分)。
多くのメディア、世論はそれらを手にした人を成功者と呼ぶよね。
日本人だとソフトバンクの孫正義やユニクロの柳井さん、楽天の三木谷社長やスリムドカンの一人さんあたりか。実業家ばかりでスマン。
彼らは紛れもなく今は成功者なのかもしれない。
しかし、10年後、20年後、30年後の彼らがどうなっているかは誰も分からないよね。
ライブドアの元社長、堀江貴文氏もかつては成功者と呼ばれていた。
彼が時の人だった頃は「革命児」とか「若くして成功した」とか言われていたんだよね。今の十代の人には信じられないかもしれないけど。
成功者になりたい・・・か?
では紛れもない成功者、ビル・ゲイツに明日なれるとして、・・・なりたいか?
私はなりたくないね。
まず英語ができねえしマイクロソフトの会長なんてできるわけねえっしょ?
確かにスゲー金持ちだけど同時に背負っているものが重過ぎて私のような一般人にはどう考えても荷が重過ぎて不可能。
じゃあランクをもう少し下げてそうだね・・・楽天の社長にしようか。
コレも無理だよ。ここ確か社内英語なんでしょ?
また英語かよ。絶対無理だわ・・・
じゃあもっとランクを下げて大企業の社長あたりはどうかな。成功者と呼べるか微妙なラインだけど正直クソめんどくさそうで肩こりそうな毎日しか想像できない。やだな~。
不労所得でウハウハになりたい
働かずして使いたいだけの金が自動的に入ってくれればハッピーだ。そりゃそうだよね。
成功したいと思っているやつはそういう生活をしたいのかな。だけどコレって成功とは関係ないよね。
例えばおじい様の遺産が転がり込んでとか。まさに成金ってやつね。
スゲー金持ちと結婚したりとかね。玉の輿ってやつね。
彼らを果たして成功者って呼べるのだろうか・・・呼べないよね。
人は自分が成りたいと思った自分にしか成れない
『思考は実現化する』っていう有名な本があるけど、別に読んだわけじゃないけど多分その通りなんだと思います。
人は自分が考えて行動した通りの結果になります。多分ね。
だから成功したいとか思っているのに成功できない人はおそらくホントは成功なんかしなくていい、むしろ成功者になりたくないと思ってるんだよね。私もそうだけど。
当たり前だけど会社員でいる人が独立して起業するのってかなり大変です。パワーが要ります。
だからただ単に楽したいなら会社員でいるほうが絶対楽だし、よほどやりたいことでもない限りわざわざ会社辞めて起業するなんてことしない。
本気で孫正義目指してるなら寝る間も惜しんで勉強するなり何かしてます。
私は本気で雇用による収入を減らして副収入を増やしたいので、仕事終わって疲れててもこうやってブログ書いたり別サイトの記事考えたりデザインいじったりしてます。
人は本気で自分が成りたいと思った自分にしか成れないんですよ。きっとね。