たまに炎上気味の記事のコメントに「上から目線だな」というコメント見るよね。
あれスゲー嫌いなんですよ。
要するに「コイツ偉っそうだな」ってことが言いたいんでしょ?だったらそういえばいいよね。
だけど「おめー偉っそうなんだよ!」っていうのはスゲー馬鹿っぽくてヤンキーっぽいから「上から目線」っていう客観的に見た意見っぽい言葉に言い換えて自分の評価を保とうとするスネオ的なコメント。セコイよねって思っちゃいます。
ネット上での上から目線っていう違和感
上から目線ってまあだいたい相手が自分と同等、もしくはそれ以下の立場のはずなのに、相手の発言が上のから下へ言ってるように感じた時使われるよね。
この「相手が自分と同等、もしくはそれ以下の立場」ってのが重要で、「同じ立場なのに何えらっそうに言ってんだよ!」って感じた時にまあ上から目線だって思うわけです。
ネット上の立場とは
社会では役職や階級、先生と生徒等それぞれしょうもない肩書きのおかげで割りと立場ははっきりしています。
そこで一部の生徒が「なんで先生の方が無条件に上なんだよ!天は人の上に人を作らずじゃなかったのかセンセーさんよー!」ってなるわけですが、基本的には先生は「仰げば尊し」的な考えが基本です。
まあそれは置いといて、基本的に匿名でやり取りが行われるネット上では立場に上も下もないだろうって思ってます(いやそもそもネットに限らず立場に上も下もないと思ってるけどね私は)。
ネット上での立場ってのは情報を発信する立場と情報を得る立場、その二つだけ。そして誰もがそのどちらか、あるいは両方に所属していてどちらのほうが上ってことではないでしょう。
だからネット上での意見で「上から目線だ」ってコメントにとても違和感を感じるわけです。
上から目線だと発言する人の心理
学校の先生と生徒を例にとって見ると「上から目線だ」と発言する方は基本的に先生で、会社の上司と部下なら上司、先輩と後輩なら先輩、親と子なら親、客と店員なら客と一般的に立場が上であるとされる側の人がする発言であることが多いです。
「私の方が上なのに何だその偉そうな態度は!」
自分の方が立場が上だと思っているため、相手に同等以上の態度を態度されると不快に思うわけなんですよね。
ネット上では基本的に情報を発信する人に向けて閲覧者が「上から目線だ」とコメントすることが多い。これは情報を閲覧する側の人の多くがお客さん気分なので、「読み手をもっと敬え」と思っている。というよりは勝手に目下に見られているというよくわからない勘違いが多い印象です。
下だと思っているから上から目線だと感じる
誰か特定の人間に向けられた発言ならともかくネット上では基本的に不特定多数に向けられて発信することが多い。だから情報を発信する立場の人は余程特殊な人でない限り別に閲覧者のことを下だなんて思っていないはずです。少なくとも私は思ってない。
なのに「上から目線だ」と感じてしまうのは自分が勝手に下だと思い込んでるからなんじゃねえの?って思ってます。自分の方が下だと感じてるから上から言ってるように感じる。単なる思い込みですよ。
逆に私のようにちょっと勘違いしているようなタイプの人ならどんなに「上から目線だ」と言われる記事を見ても「コイツ強気だなあ」くらいにしか思わない。だって別に自分に向けられた発言なわねじゃねえし。
だから私はネット上で「上から目線」なんてコメントは絶対つけません。だってスゲー小さいやつに見えるんだもの。