逃げるようにして会社を辞めた私は平日の月曜日の今日、ツタヤで本を探していました。
一応個人事業主になるので確定申告に関する本とかそんな感じのやつね。
ついでにビジネス書のコーナーで面白いタイトルの本を見つけたので立ち読み。
これね。
こういううさんくさい(←失礼)ビジネス書は普段読まないんだけど丁度そういうヤバイ働き方をしている会社を辞めたばかり(正式にはまだ退職にはなっていない)だったので手に取ってみました。
何これおもろいやん
長期的にブログを書いていてある程度文章力が身についてきたせいか、目が肥えるというかこの手のビジネス書は内容薄いものが多いなあと感じていたけどこれはかなり面白いなあと思いました。
立ち読みでサクッと読めるボリュームじゃなかったのでソッコー会計へ・・・は向かわずKindle探す。実店舗のツタヤさんには悪いけど私は極力嵩張らない電子書籍で買いたいんですすいません。
そしたらKndleバージョンもあって速効ポチり。だけど家に帰ってタブレットで読もうとしたら何故か読めない、と思ったらKindleバージョンはまだ未発売で予約ポチりだったというオチ。
紙筺体は発売しているけどKindleはまだとかあるんですね。知りませんでした。
なので中身についてはほとんど語れませんが、この、
「日本人の働き方がヤバイ」
というのは今の会社に入社した時から思っていました。それまでまともな会社員(ホワイトカラー職)ってやったことなかったんですよw
ちなみに私は海外のことは知らないので海外の人と比べて・・・ということは言えません。知らないんだから。
通勤するという無駄
サラリーマン、ホワイトカラー職と呼ばれる人達は毎朝8~9時くらいに会社に出社して朝礼するとこもあったりするのかな?
その後おのおのがメールチェックしたり書類整理したりして、営業マンは営業へ出向いたり打ち合わせに行ったりするわけです。
私の日常もまさにこんな感じです。
8:30 出社
8:30~メールチェック、資料確認
9:30~営業、打ち合わせ等
17:00~ 会社に戻り事務処理
という感じ。
こんな感じの人多いんじゃないかなと思います。
で、朝が苦手過ぎる私はいつも思うわけです。
「これ、会社に出社する意味あるの!?」
って。
だって今時メールなんてどこでも見れるしword、Excelが入ってるパソコンも自宅にあるしプリンターもあるから書類も作れる。
メーカーのチラシやパンフレットもだいたいダウンロードできるしカタログ欲しかったら自宅に送ってくれて構わない。
朝一会社に行ってタイムカード押して数十分で自宅付近のお客さんのとこに行くことがよくあって、自分何やってんだろうとか思うわけなんですよね(自宅は中心街にあるので会社よりお客さんのとこの方が近いことが多い)。
わざわざ会社に出社する意味なんてまるでないし会社に出社しないと出来ないことはタイムカードくらい。その気になれば自宅でも出来るだろうけど。
その場所に行かなければならない小売業やフードサービス業、旅館、ホテルとかだったら分かります。
でもホワイトカラーと呼ばれる大多数の会社員は会社に出勤する必要ないんじゃないのかって思うんですよね。
ウェブデザイナーとかプログラマとかCADオペレーターとか、どういう流れで日頃業務しているか知らないけど、自宅で出来るんじゃないの?って思います。
まあ自宅で仕事してドロップボックスとかで納品していたらそれこそクラウドソーシングで働くのと何も変わらなくてそれこそなんで会社員やってんだろってなりそうですが。
突き詰めると従業員は要らない
私が勤める会社は電気通信工事がメインの会社で、例えば移動体(LTE)の工事とか光回線の宅内工事とかもやっていたんだけど(光契約したら工事業者来るでしょ?あれ)、それ以外にもITソリューションとかもやっていました。
電気通信は情報通信に移行してきているからその延長でITなわけ。
で、ITソリューションっていろいろあるけどその多くは企業の業務効率化、言い変えるとコスト削減なんですよね。いやもちろんそれ以外にもあるけど。
例えばSFA(営業支援システム)だったり、流通、販売システムだったり、会計、勤怠管理システムだったり・・・
これらはすべて業務効率化を図るためのシステムで、特にASPやSaaS等を取り入れたソリューションは業務を一部外部に委託するような形に近く、社内の労働力を減らすことが出来る。
横文字増え始めてわかりにくくなってきたけど、例えば最近は従業員一人頭500円で外部に委託して勤怠管理、給料計算を自動的に行ってくれるサービスもある。
これが何を意味するかって、社内に事務員さんが必要なくなるってことなんですよね。
でも今そういうサービスが格安で受けられるにも関わらずほとんどの会社では未だ紙のタイムカードを使っていて、それをFAXで本社に送ってPCAの給与計算ソフトで計算している人がいたりする(さすがにそれなりの企業は良いシステム入れてますけどね)。
それで給料日前に残業して働いている事務員さんがいたりするんだけど、逆にそういう無駄な業務が必要だったりして導入しない会社が結構多いんですよね。仕事がなくなるのが困る人もいる。
空気を読むことしか考えない日本人
私はそういう仕事をしているので法人の管理部や施設管理の人とお話することが多いんですが、彼らがいつも何を考えているかってとにかく何も起こらないことなんですよね。
何か壊れてトラブルがあったら修復し、また壊れないように壊れる前から買い替えるという考え方は出来るけど「更に良くなる」、「今と変わる」となると恐れおののいて前向きに考えられる人が少ない。
どう考えてもメリットしかないLED照明を未だに導入出来ない企業が多いのはそのためで、工事があったり初期費用が発生するのが嫌で変わらない今のままでいたいというのが本音。
誰も会社のことなんか真剣に考えていません。
本気で会社のことを考えているのは経営者だけで、それ以外は「何も起こらないでくれ」と思いながら日々働いている。
まあそういう従業員にしてしまったトップの責任が大きいですがね。
と、ダラダラ書いてしまったけど・・・
冒頭で紹介した本の内容とは何の関係もありません。
最初の方しか読んでないので分かりませんw
でも、現代人の働き方って本当に現代に着いて来てないと思います。
まあけど、いくらネットが発達してみんなメール使うようになったからといって、「誤字脱字多い」みたいな小言を隣の席の部下にメールで送るのは現代風な働き方とは言えませんけどねw
終わり。