「人生を変えた」って言うと大げさかも知れないけど「かなり変わった」くらいの本は誰にでもあるよね。
私は若い頃は本が好きで結構たくさん読みました。特に二十代前半の頃は自分が何がしたいのか分からないし放任されて育ったからどうすればいいかも分からない。
そんな私を導いてくれた本を紹介。
金持ち父さん貧乏父さん
このブログでも何度か登場したけど二十歳の頃に読んだコレは外せない。
学校の先生の教えの通り、良い学校に入って良い会社に就職しても一生同じ会社に勤めるのは絶対嫌だったし当時ソニーやパナソニックのような大企業で大量リストラがあったことも知っていた。
どんなに良い企業に就職しても安泰なんてねえんじゃねえの?真面目に勉強して良い会社に就職することが本当に将来の為になるの?
ってことを思っていた私はこの本を読んで「間違いじゃなかったんだ!」と思ったんだよね。
この頃から本をよく読むようになり、学校でやってこなかった勉強をするようになりました。
正社員でも安泰はない
私がこの本を読んだのが約8年前。時代は本当に変わりました。
当時の日本人が使用していた携帯電話は90%以上が国内メーカーで、まさかアメリカや韓国の製品を持つことになるなんて誰も思っていなかった。
メールはキャリアメールを使用し、ネットはiモードやezwebで繋いでいた。私が将来iモードがなくなるだろうと言ったらほとんどの人は「そんな分けないだろう」と言っていた。
DSがバカ売れしていた頃はまさか任天堂が危くなるなんて誰も思っていなかった。
8年後、現在最も輝いているLINEがどうなっているか分からないしEV車が当たり前に走るようになっていればトヨタを始め国内の自動車メーカーの将来は全く予想できない。
自分の力で稼ぐ方法を身につけないとね。
1063人の収入を60日で41%25アップさせた-目標達成する技術
マイケル・ボルダックという有名なコンサルの人が書いた本。たまたまコンビニで見つけたんだけどこの本はすごい面白い。
「成功の90%は精神面に掛かっている」
というフレーズが印象的で忘れられない。
目標の達成の方法はみんな知っている
どうすればいいか、どうやれば達成出来るか、叶えられるか・・・
前人未到とか世紀の大発明でもない限り、目標を達成する方法なんてみんな知っています。
10kg痩せるとか、出世、昇給、年収アップとか、だいたいやるべきこと、どうすれば痩せられるか、そうすれば年収が上がるかなんて分かっているわけなんですよ。
それが出来ないのはその達成するために必要な行動が出来ていないから。出来ないからなんだよね。ダイエットなんて食事制限と運動で絶対痩せられるわけだから後はやるかやらないかだけ。
今となってはスゲー当たり前のこと書いているんだけど当時無知だった私にとっては結構目からウロコな内容でした。
ドラゴン桜、エンゼルバンク
三田紀房の漫画は本当に勉強になります。読んでいない人は絶対読んだ方が良い。
ドラゴン桜は東大を受験する学生の物語で特に学生におすすめなんだけど大人が読んでもかなり勉強になると思う。
「勉強するということは生きるということだ」
自分で考えることを放棄した思考停止人間は死んだも同然だね。
後日譚のエンゼルバンクはドラゴン桜に登場する女性教師が主人公で彼女の転職物語となっています。
仕事、社会の真実というか、世の中の実態がわかります。
「スーパーの野菜や肉はほとんど国内産で日本の食糧自給率は低くない。国内産の家畜の餌が輸入品だから数字に表すと輸入比率が多く見える」
マスコミの報道に踊らされてはいけない。
原因と結果の法則
謎の哲人、ジェームズアレンが残した名著。一世紀以上前から存在していて最も古い自己啓発本とも言える。
『原因と結果の法則』って実はこのすごく当たり前の話で「結果には必ず原因が付きまとう」というのは動かしがたい法則です。
だけど人間はそれと向き合おうとしない。特に自分が原因で失敗してしまった時、その自分の過失を認めたくないが為にその原因を他人のせいにしたり、天のせいにしたりして向き合おうとしないよね。
他力本願で人のせいにばっかりしている人にプレゼントしてあげましょう。
嫌われる勇気
ある程度歳とって、まとまった数の書籍を読むとなかなか真新しい本には出合えないんだけど、去年発売されてベストセラーとなった『嫌われる勇気』はすごいよかった。
私達は集団でしか生きられない生物で、人生のすべては人間関係であると言えます。
課題の切り分け
私が最も新鮮さを感じた一節が『課題の切り分け』というところ。
息子の勉強という課題はその息子の課題であって親が介入してはいけない。息子の課題に介入して勉強を強制したり答えを教えても何の意味もない。
自分は自分、人は人。一見ドライにも感じるけど他人の課題は背中を軽く押して暖かく見守ることしか出来ないんです。