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5年間フリーター、職歴8個近くらいの私が就職できた非常識な面接術

2016 7/06
5年間フリーター、職歴8個近くらいの私が就職できた非常識な面接術

こんにちは。

いつも正社員はオワコンとか社畜クソとか言ってますがこれでもサラリーマンに憧れてた時代もありました。

今の会社に就職する前、そう、ゲーセンとかでバイトしているようなフリーターだった頃に、

「サラリーマンというやつになればそれなりに給料が貰えて土日祝も休めてそれなりに幸せなんじゃないかな」

と思っていた。

なので、まあ優良企業は無理だろうけどそこそこ給料が貰えて土日祝が休めてボーナスが出る会社に就職しようかなと思って今の会社に就職したわけです。

で、まあそれがどうだったかはおいといて・・・(いや多分一般的にはそんな悪くないですよ)

今日はその時に行った就職活動の話。

「フリーター一度でもやったら普通コネでもない限り就職できないよ。」

学校の先生に言われました。

5年やっても就職できます。

ブラックで有名な○タミや○ンショーじゃないです。

土日祝休めます。今度の年末年始はちゃんと9日間休めます。

ボーナスも出ます。2か月分とまではいかないけど1か月分以上が年二回出ます。

完全にホワイトでクリーンってわけにはいかないので残業は多いし腹立つことも多いけど、まあ平均的には悪くないんじゃないかなあと思います。

フリーター5年もやってしかも職歴8個もあったら就職なんて不可能だって諦めてませんか?

というわけで今日は履歴書が酷い私が就職できた方法をざっくり紹介します。

※結構ボリュームがあるので時間がある時に読んでください。

※就職、面接に関するブログを作成しました。

25歳からのフリーターライフ

ちなみに私のスペック

・最終学歴地元の高校(普通科)卒(よほど問題児でもない限り誰でも入れる)

・卒業後すぐに親戚のコネで製材所に入社→飽きて2年足らずで辞める

・知人の紹介でカラオケ店を経営する会社に入社→事業消滅時に退社

・以後5年くらいコンビニのバイトやゲーセン、派遣でスーパーや量販店スタッフ、短期バイト等いろいろやる

・26歳で結婚を機に現在の会社に就職

・資格特になし(普通免と誰も知らないITパスポートくらい)

目次

まずは相手を知ることから始まる

コネや紹介を除いて、一般公募に応募して就活する際、最も重要なことは受ける会社選びだと思ってます。何故ならここで間違うと後が付いてこない。ホント一生受からないんじゃねえの?ってなりますよね。

よく大学生の就活話で50社とか100社受けたって話を聞くけど(実際友人にもいた)あれホントあり得ないというか計画性がないなあと思います。

就活はくじ引きじゃないんだから当然受かる可能性がある会社と受からない会社があります。例えば私のような職歴の人は大企業だろうが中小企業だろうが決裁者が「フリーターは論外だ」と思ってる会社は絶対受かんないんですよ。

だから少なくともある程度自分が受かる可能性がある会社を狙い撃ちする必要があります。そうしないと効率悪すぎて疲れるだけ。

会社が求めている人材をイメージする

求人情報やネットで受ける会社を隅から隅までチェックしてどんな会社かを予想して、そこで働く人はどんなタイプの人間かを予想します。中小企業の場合、採用の決裁者が社長や取締役クラスが多いから自分を選定する人の年齢層やタイプがなんとなく見えてくるでしょう。社長の顔が載ってる企業サイトも多いですし。

ある程度イメージ出来たら「こういう(私のような)タイプは採らないんじゃねえの?」とか「ここは私に向いてるかも」ってのがある程度浮かんでくると思います。

古くからある伝統押しの会社では新しさとかそういうのを毛嫌いしやすい傾向があるから、例えば履歴書が手書きじゃなかったらまず受からないだろうとか。

だけど募集要項に若年層や未経験者歓迎とか、ウェブサイトに「若い力も~」みたいなことが書かれていたりしたら逆に衰退するのを防ぐために積極的に若さや新しさのある人材を欲しがっている可能性が高いですよね。そういうところはフリーターだって受け入れやすいんです。

私のような履歴書上もうブラック中のブラック人材は受かる会社は限られています。無駄な応募は労力の無駄です。受かりそうな会社に的を絞って受けましょう。

ちなみに大量に応募する大学生もおそらくほぼ不可能に近い会社を受けまくっている可能性が高いです。

聞いた話によると人気企業や業種によっては倍率が100倍を軽く超えます。5人の採用枠に1000人くらい来たりするわけですよ。偏差値の低い学校ばかり集まっているのならともかく案外パチンコ経営の会社に有名大学卒のやつがゴロゴロいたりとかね。そんなトコよほど光るモノでもない限り厳しいですよね。

多くの大学生はこぞって大企業に応募しますが日本の大企業の求人は求人全体の3分の1程度しかありません。なので少なくとも上位30%くらいの大学でなかれば採用は難しいんです。だからFラン大学だと大企業を受けても採用の見込みは極めて低いんですよね。

面接で最も重要なことは一貫性である

受ける会社を吟味して、書類が通ったらあとは面接です。←ここが難しい。

そうなんです。この書類が難しいんです。なんせ書類はごまかしが効かないからフリーター歴5年、職歴8個なんて普通論外ですよ。

だからなんとか職務経歴書とか頑張るしかないんですけどね。当時の私は5社目くらいで受かったんだけど20社受けてダメだったら何か別の方法を考えようかと思いました。実際に会って対面で話せる就活イベントだけにしぼるとか。

でもまあそれでも書類通る企業があるんだから少しでもいけそうだと思ったら出すしかないです。

逆に言うと、書類が通るということは面接次第で受かる可能性があるということ。全力を尽くしましょう。

書類は本を頼りにして研究するのが一番です。ごまかしが効かないので正攻法しかないです。

前職退職から志望動機までの理由

面接で最も重要なことは一貫性です。書類が通って面接まで行けるけど何社受けても受からないのは面接がダメだからです。そして面接をマスターしようとして模範解答をしようと頑張るんだけどそれが一番ダメな原因です。

面接で一番NGなことは模範解答をしようとして話の整合性、一貫性がないことです。整合性、一貫性のない話は相手に不信感を持たれるだけですから。絶対やったらダメです。

前職の退職理由をなるべくネガティブにしたくないから前向きに「○○の仕事がやりたいと思うようになったから」という理由を話した場合、当然現在受けに来ている会社はその「やりたい仕事」じゃないと話に一貫性がなくなります。

面接を抜きにして辿ってきた学歴や職歴、退職した理由、そして志望した理由までを話すと一つのストーリーになりますよね。

なんとなく親に言われるままに大学入って、そこで別にやりたい仕事も見つからなかったから適当に受かりそうな会社をピックアップして、受かった会社に入社して頑張ってみたものの、他にやりたいことが出来て・・・

という感じで面接に挑めば少なくとも不信感は持たれません。

私が面接で話した志望動機と退職理由

上記の通り私はかなりありのまま面接で話しました。

退職理由については結婚したから定職に就きたかった。派遣では相手の親も不安だろうし・・・のような感じ。

採用担当も私の親くらいの世代だから当然気持ちもわかるし興味も湧くでしょう。相手に自分の考えを理解してもらうということは信頼関係に繋がります。

志望動機についてはコンピュータとか通信とか好きだからそれに関する仕事をハローワークの検索で絞り込んでその中から未経験でもOKな会社を順番に受けていると答えました。

ここでまあ気の利いた面接担当なら「どういうところが好きですか?」と聞いてくるところだけど私は本当に好きなのでいくらでも答えられました(聞かれなかったけど)。

その志望動機どうなん?って思うかもしれないけど正直企業の本音って志望動機なんか結構どうでもいいんですよ。とにかく辞めないで頑張ってやってくれそうだったらそれでいいんです。

某王手PC周辺機器メーカーに入社した兄の話

兄は高校中退で私以上に仕事を転々としてて歳も35過ぎで私の数段上をいくブラック人材だったけど誰もが知る某PC周辺機器メーカーで現在働いています(契約社員だけど)

35歳フリーター、ついこの前までティッシュ配ってたようなやつが有名メーカーで高学歴のエンジニア達と一緒に仕事してるってホント本や漫画に出てくる人みたいです。

その時の面接でとにかくパソコンとその周辺機器についてや応募したB社の製品や他社製品についてひたすら熱く語ったらしいです。PCオタクの兄はwin95時代からPCばらしたり組んだりして遊び続けていたのでその場にいた若い社員にはついていけないくらい詳しかったらしい。

それまで兄が趣味でやってきたことがその仕事に向いていると感じたそうで採用が決まったらしいけどおそらく異例でしょう。歳も歳だし。

面接に正解があるとすれば?

学校で面接の仕方のビデオとか見せられて、そのせいで模範解答ってのを考えがちだけど会社の面接にそんなもんありません。

面接で求められるものはすべてその採決をする採用担当者が求めるものです。人によってはベストな回答だけど別の人によっては最低だったりするわけです。

だけど普通、一般的に採用担当者が求めているものは「辞めないで頑張ってくれる誠実な人」です。

会社が一番困るのは社員にすぐ辞められてしまうことです。頑張ってくれるはその次。

転職が多い人が就職に不利なの「またすぐ辞めちゃうんじゃないか」と思われてしまうからなんです。志望動機を聞くのも「期待と違ったりして辞めるんじゃないか」と懸念して聞く場合もあります。前職の退職理由を聞くのも同じ。

私の場合、「結婚」という断固として辞めない動機を生み出しました。だから受かったじゃないかなとか思ってます。

「辞めない人」の次は「頑張ってくれそうな人」です。

あなたが面接官だったらどんな人が頑張ってくれそうかなと思いますか?

「勉強ができる人?」

「コミュニケーション能力が高い人?」

「頭の良い人?」

違いますよね。

おそらく誠実そうだなと感じた人だと思います。

真面目で嘘が付けない正直でまっすぐなタイプ。そういう人は将来の上司から見てもやりやすいわけ。

だから一貫性が大事なんです。

ちなみに私は「目的に向かって頑張る人」を就活話でアピールしました。まあ偶然ですが。

「退職してから今日まで何してましたか?」という質問に対して、「どうすれば採用されるかいろんな本を読んだりネットで調べたりして研究していた」と答えました。

そしてこれが結構ウケた。おそらく面接でそう回答されたことは今までなかったんだと思います。

嘘をついたら受からないと思え

面接に正解はないけど間違いはあります。それが嘘をつくこと。

好きでもないことを好きと言ったり、やったことないことを好きと言ったりすること。

もし志願する理由がお金とか休日たいな待遇面しかない場合、その業種のことをひたすら調べるなり実際に何らかの形で体験するなりして本当に好きになる必要があります。

そこまでやらないとフリーター歴の長い人がブラック企業以外に就職するのは難しいです。

もしも好きになる要素がないうような仕事なら別の切り口から志望動機を伝えるしかないです。例えば事務職なんか「事務作業が好きだから!やりがいあるから!」なんてこと言ってもなんのアピールにもなりません。

過去に時間を忘れるくらいパソコン作業に没頭して母に「まだやってるの?」と驚かれたことがある。

みたいな向いているアピールをするとかね。

就職活動

まとめ

ただでさえ就活は厳しいので長いことフリーターやってる人は絶望的に厳しいかもしれません。

それでも「就職してえなあ」と思うならこの記事を参考にしてみてください。

要点をまとめます。

・受かる可能性を感じる企業だけ受ける。

・書類はごまかせない。なので自分の中でこれ以上はないっていう完成度のものを作る。

・面接は一貫性を持て。本当のことを話さないと相手に刺さらない。

・面接に正解はない。だけど嘘やごまかしは厳禁。

面接って人と人の対話です。

採用担当が入社させたいと思ったら合格、そう思わなければ不合格。

たったそれだけ。

面接術に関しては別ブログで詳しく書いてます。

面接術 | 25歳からのフリーターライフ

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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