私達は子どもの頃から「ウサギとカメ」のお話や「アリとキリギリス」のお話を聞かされて、
地道に努力した人、誠実に真面目に頑張ることが良い結果をもたらすと教えられてきました。
これ、正しいと思いますか?
私はね。はっきり言って、
「時代遅れ」
だと思ってます。
努力が報われるなら誰も苦労しない
いやすげー当たり前の話なんだけど、努力が必ず報われるならみんな努力してます。
みんな努力して、頑張って働いて、結果出して金持ちになっています。
でも周り見渡すとほら。
誰も報われてないじゃないですか。
朝から夜中まで働いているサラリーマン。
毎日毎日手荒れても皿洗って子どもの世話している主婦。
幸せが待っているわけでもないのに毎日何社も面接に勤しむ学生。
みんな努力してます。頑張ってます。
『はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る』
石川啄木の有名な詩集の一文です。頑張っているのに報われないからこういう詩が生まれたわけですよ。
結果をもたらすのは努力ではなくその結果にたどり着くまでの道のりなんですよ。
どんなに頑張ったところで間違った道に進んでいては何年努力しても自分が望む結果には辿りつけません。逆に結果に辿りつける人は最短距離を直進しているんですよね。
「ウサギとカメ」の話では能力のあるウサギが努力を怠って地道に頑張ったカメが最終的に勝つことになっています。
確かに能力がなくても地道に努力した人が結果を出すことはよくあります。間違いありません。でも忘れてはいけないのはカメがゴールに向かって一歩ずつ確実に進んだってことなんですよ。
努力が結果を生んだわけではなく、諦めずにゴールまで進んだことが結果に結び付いたんですよね。逆にウサギは途中で寝ちゃって進むのをやめた。そりゃゴールにたどり着くことなんて出来ないんですよ。
頑張らなくていいと思うんだよね
結果を出すには努力することが必要って思っている人は多いですよね。
でも私は別に努力なんてしなくても結果出せると思うんですよ。
だって結果を出す方法って自分が求めているその結果に辿り着く道をひたすら進むだけだから。
例えば世の中にはパチンコで生計立てているパチプロって呼ばれる人達がいるけど、彼ら努力してると思いますか?
もしかしたら夜も寝ずに研究して毎日朝から並んですげー頑張ってるように見えるかもしれない。だけど彼らはきっと自分のこと努力家なんて思っていませんよ?
努力している、オレ頑張っている!って人の方が途中で挫折しやすい分結果残せないんじゃないかなあと思ったりもします。
私は客観的に見れば少しヒステリック(禁欲的)に見えるかもしれません。毎日会社で働いて、それ以外の時間はこうやってブログ書いたり副業に勤しんでいますから。
だけど自分のこと努力家だと思ったことは一度もないんですよね。冗談で言ったことはあるかもしれませんが。
だって単純にやりたいからそれやってるだけで、別に他のこと我慢して「頑張らなきゃ」と思っやってるわけじゃないですからね。やる気がない時、やりたいと思わない時はアニメ観たり本読んだりしています。
「やらなきゃ・・・頑張らなきゃ・・・」
って思ってやるとだいたい失敗しちゃいます。長続きしない。
「自分飽きっぽいからダメなんだよなあ・・・」
頑張らないといけないしんどいことを続けるのって大変ですよ。
出来る限り頑張らない方法を考えた方が結果は出ると思いますよ。それに気付いたのは25歳くらいの頃。