需要があるか分からないけどライフハック的なジャンルを取り入れてみることにしました。
と言うわけで第一弾はPCの引越し!
もうまもなくwinxpのサポートが終了するということで各メーカーは7、8対応の特需に追われています。
特に法人で使用しているパソコンは意外とxpのままってとこが多いです。ちなみに私のデスクも未だxp、客のPC設定とかしてる人が未だにxp使ってるってどうよ!?
ってのは置いといて・・・
結構聞かれるのがxp終わっちゃうとどうなるの?ってとこなんですよね。
気になる人は、
とか初心者にとってはいいかも。
これ以上行くと 前置きが長くなりそうなんで引越しソフトの話に移りましょう。
パソコン引越しソフトとは
xpから7、8にデータを以降したい、そんな時に役立つのがパソコン引越しソフト。
普段日常的にパソコンを使っている若い世代にとってデータ移行はなんでもないことなんですがビギナーや中高年にとっては結構難しい。
パソコン買い替え時、家電量販店やパソコン専門店に高いお金を払ってお願いする人は実は大勢います。
実にもったいないですね。
そんな方はもちろんそれなりにパソコンを使い慣れている人、データ移行は時間が掛かるからメンドクサイって人にもパソコン引越しソフトはおすすめです。
というのが売りなんですが・・・
そんないいことばかりではない。もちろん悪いところも、というかどうしようもないところもあります。
なのでその辺りも踏まえ、使い方や注意点なども解説していきます。
ファイナルパソコン引越し
パソコン引越しソフトで検索すると上位でヒットするのがこれ。
PC環境・データ移行ソフト「ファイナルパソコン引越し」AOSテクノロジーズ
多分一番売れている、一番おすすめでこれしか使ったことありません。
ちなみにNECのサポートでもこれ使ってます。
ファイナルパソコン引越しの使い方
使い方は簡単です。大きく分けて三段階。
1.引っ越したいパソコン同士を付属ケーブルで繋ぐ。
両端がUSBになってるケーブルが入ってます。別にそのケーブル使わなくても引越しできますがせっかくなんで使ってあげましょう。
2.古いパソコンにファイナル引越しをインストールし待機画面まで操作。
手順に従ってクリック、ライセンスキー認証、これは古いパソコンですか?新しいパソコンですか?の選択で古いパソコンを選ぶ。で完了。
3.新しいパソコンにファイナル引越しをインストールし引越し設定を行う。
2.と同じような手順を行い、引越しの設定を選択。データのみかアプリも必要か、全部引っ越すか等です。
手順が完了すれば引越しが開始できます。
完了したら途中登録したメールアドレスにお知らせメールを送ることが出来ます。
作業時間は大体20分くらい。引越し時間は環境によって大きくわかりますがだいたい3時間~6時間くらいといったところです。
ちなみに2と3はどちらから行っても構いません。
詳しくはwebで→公式ホームページ
作業前の注意点(重要)
引越し作業を開始する前にやっておかないといけない設定が三つほどあります。
実はこの設定がパソコンライトユーザーにとって難解なことが多く引越しソフトが役に立たないところでもあります。
1.スリープモード、スクリーンセーバーをOFFにする
メーカー製品のパソコンは初期設定で必ずといっていいほどスリープモードとスクリーンセーバー(何もしないで置いておくとwindows7がくるくる回ったりするやつ)が発動します。
パソコン引越し中はパソコンを放置するので設定を解除しておかないと途中で中断してしまう恐れがあります。
2.Dドライブ領域を作る
windows7の初期状態にはxpに必ずあるハードディスクのDドライブがありません。
そのため、XPのDドライブのデータを移す領域を、引越し先のパソコン(win7)に作成してあげる必要があります。
winVista以降のOSはハードディスクを分ける(パーティションという)機能が標準で備わっていますので作成してあげましょう。
やり方はこちらがわかりやすい→SONYホームページ
3.ウイルス対策ソフトを一時OFFにする
OFFにする方法はそれぞれのウイルス対策ソフトメーカーホームページで調べればわかると思いますが実はこれが一番メンドクサイ。
OFFにすると戻す作業があったり面倒なことになりかねないのでメーカーは対策除外設定を推奨しています。
がしかし、それがウイルス対策ソフトによってやり方が違ったり、ものによっては結構複雑だったり管理者パスワードが必要だったり・・・ここが引っかかって一度断念したケースもあります。(メーカーの問い合わせも圧倒的にこれらしい)
引越しソフト総評
いいとこ悪いとこを書いていきます。
アプリが移行出来る点は評価すべしだが
ファイナル引越しソフトの特徴はアプリケーションが移行できるところですね。
案外パソコンショップなんかでもデータ移行はするけどアプリケーションはしない、別途とか結構あります。手作業でやるのは相当時間かかりますからね。
しかしアプリの中でも特に有料ソフトについてはソフトそのものが移行出来ても機動しないってことが多いです。(ダビングを防ぐため)
なのでOficeソフト等は結局個別で作業しないといけません。
HDDが無事なら壊れたパソコンでも引越し可能
USBとハードディスクの接続コネクタ(SATA)を変換するケーブルがあればハードディスクから直接抜き出すことも出来ます。
HDDを取り出すのは結構簡単です。
壊れたパソコンに大事なデータが入っていた場合、諦めずにこれを試す価値はありますね。
移行前の準備作業が意外と面倒
作業前の注意点(重要)に書いてある通りウイルス対策ソフトの設定とか結構面倒です。
特に法人で使ってるものに関しては厳重な場合があるので引越しソフトメーカーもお手上げになったりします。(それでもかなり頑張ってくれました。)
ライトユーザーにとってパーティション設定も大変かもしれません。
総評
まあメンドクサイ時いいかなってレベルです。後故障して機動できなくなったときは多分重宝します。お店に持っていくと高いので。
ソフト自体は4000円くらいで買えます。複数台行うときは追加ライセンスキーが確か3000円くらい。PCショップ軽く1万以上します。
某PCショップのホームページより。
それにしてもPCショップの単価って高いよねー。