今の会社に入社して一年くらいは割りと楽しくやっていたけどここ最近はもうめんどくさくて嫌になって「辞めたいなあ」とか思っている28歳男です。
※2016年7月追記:ブログ運営者はもう仕事辞めました。正社員として働くのはやっぱりキツかったです汗
長いことフリーターでフラフラしていたんだけど結婚を機にちゃんとした会社に就職してみるかと思って今の会社に入社。
文字通り絵に書いたようなサラリーマン生活を送っているわけですが正社員で働くってのは予想以上に社蓄で、もう「社蓄」って言葉を作った人は表彰されるべきだと思ったりしました。
でも別に社蓄が悪いわけじゃないし、むしろ社蓄の方が幸せな人はきっと多いと思います。
家畜っていう言い方にするから最悪なイメージだけどもう少し柔らかい言葉に言い換えればペット。社ペットかな。飼われているという意味では一緒です。
でもペットってそんなに悪くないですよね。
野生の動物は自分で食べ物を確保しないといけないし冬は寒くて夏は暑い。自分で獲物を捕まえないといけないから大怪我なんかしたらそのまま死んでしまうことだってあります。他の肉食動物に襲われる危険もありますね。
正社員に向いている
というわけで本題です。
「向いている人」とかって書いちゃってますがおそらく8割以上の人が会社員として会社でセコセコ働くことに向いているんじゃないかと思います。
何故なら日本で働く大多数の人がどこかの会社に従業員として勤務していて、それを定年退職するまで続けることが当たり前だと思っていますし、そのための教育を学校で受けています。
もし「向いている人」が少数派なら会社員は少ないだろうし勤続年数が数十年なんて人はほとんどいないはずです。
というわけで社蓄に向いている人なんて取り立てて面白くもなんともしれません汗
テレビ観るのが好きな受動的な人
ベンチャーやリクルートみたいな特殊な会社を除けば基本的に会社員は受動的な人の方が向いています。
自分で自発的に仕事を見つける能力も大事ですが、それ以上に上司や顧客から頼まれた仕事を望みどおりこなす能力の方が大切です。
自分が好きなことややりたいこと、良いと思ったことを率先してやるよりも上司や先輩の指示通り動く人の方が社内では評価されます。
レンタルショップやVODで自分で選んで視聴するより、なんとなく流れてきたテレビを観る事の方が好きな受身体質な人は会社員に向いているでしょう。
常識に疑問を持たない人
私が最も嫌いな言葉は「常識」です。
それまでどんなに尊敬していた人でも「常識だろ」みたいなことを言われたり、言ってるのを聞いたりした瞬間クソ野郎認定するほどに嫌いです。
会社という組織にいると絶え間なくわけの分からない常識を強制されます。目上の人にお酒を注ぐとか。ホント理解不能。
でも常識ってのは誰もが認めているから常識なわけで、それに何の疑問も持たない大多数の人はやっぱり会社員に向いていると思われます。
「なんで先輩っていう理由だけで偉いんだよ?」って思う人よりも「目上の人にお酒注ぐのは常識だろ」と思っている人の方がどう考えても会社員に向いていますよね。
逆に「常識何それ?」みたいな人は多分向いていません。
規則正しい生活リズムが好きな人
会社に勤めると同じ時間に出社して同じ時間に帰宅する生活。すなわち、同じ時間に起きて同じ時間に就寝することになり、同じ時間に食事を取って同じ時間に休憩する規則正しい生活。
大多数の人はこの決まった生活リズムで過ごす方が安心感があり、逆に不規則な生活リズムを嫌います。
週末に夜更かししてゲームするのは学生までであり、大人になってよほどの理由もなく夜更かしする人はかなり少ないです。多少の朝寝坊はしてもちゃんと朝に起きるのはその方が安心するからなんだと思います。
失敗することが嫌な人
「失敗は成功の母」とか口だけは立派なこと言うけど三度同じ失敗をして怒らない上司はおそらくほとんどいません。
だから大多数の人は失敗を恐れ、嫌がります。そのために失敗しない方法を考えたり、失敗しても大丈夫なように他人に責任を擦り付けたりする方法を考えるんですよね。そういうのが得意な人って会社で働くことがすごい楽だと思います。
多分それが普通なんですが、私は失敗して怒られることに対しての恐怖心がないので全然理解が出来ません。
だから結構無責任に自分で決めて話を勧めることが多いです。そのおかげで失敗した時に責任を追及されるのが嫌な人達が私の意見を仰ぐようになってきます。
そこでも無責任に決めちゃうのでまあよく怒られますね。
私は当然怒られることに対してストレスは感じます。
なので失敗を恐れず責任を追及される立場になることに対してあまり抵抗を感じない人よりも、失敗して責任を追及されるのが嫌で他人の言われた通りやることが好きな人の方が会社員向きと言えます。
正社員に向いていない人
基本的には先に上げた「向いている人」とは正反対な人は正社員に向いていないと思っています。
例えばこんな人。
常識を受け入れられない人
「常識だから」、「それはそういうもんだから」
そんなこと言われても納得できないことは多いですよね。
世間では部下より上司の方がエライとされていますが部下がいるから上司がいるわけで、部下が働くから上司は他の仕事が出来るわけでお互い支えあって仕事をしているはずなんです。
立場は確かに違うが文字通りの上下関係で人間関係を形成するのは間違っている。
世間では客の方が店員よりエライとされているけど店員が働いているから商品を購入出来るわけで、そこにどちらがエライもないだろうと思います。
といっても世間では通用しないんですよね。何故なら「それが常識」だから。
社会に出て揉まれてだんだん常識を理解出来てくる人もいるけど私のように稀に理解出来ないままの人だっています。そういう人にとって社会の暗黙のルールに従って生きていくのは大変なんです。
不真面目な人
不真面目という言葉はすごくあいまいだけど、まあ学生時代によく遅刻したりサボって休んだり宿題出さなかったり授業中寝たりするタイプの人のことです。
そういう人の多くは大人になって揉まれて会社も遅刻しない真面目な人になっていくけどたまにそうならない人もいます。
そういう人はいつまで経っても毎朝遅刻しそうになるし仕事サボってよく怒られます。学校なら「自分が苦労するだけですよ」とか言われる程度だけど会社員だとそう甘くはないんですよね…。
ノーと言えない優しい人
基本的に人に優しい人は会社で働くことに向いていないと思っています。何故なら低能で利己的な人間の顔をしたサル連中に付け込まれやすいからです。
サル連中は仕事を頼みやすい優しい人にしか仕事を頼むことが出来ません。
そのため優しい人は無駄に仕事が増える一方で自分の仕事が進まずおろそかになってしまいます。結果、無駄に残業する羽目になり自分の仕事ば間に合わないと上司や客に怒られサル連中にまた仕事を頼まれるという悪循環です。
学校では良いことをすれば自分に返ってくると教えられるけど、社会では良いことをしても見返りがある以前にとばっちりを食らうことの方が多いんですよね。
そういう人は一緒に働く人を選ぶことの出来ない組織の正社員として働くよりネットで開業してフリーランスで働くべきだと思います。ノーと言えない優しい人はクライアントに重宝されるので安定して仕事を得やすいでしょう。取捨選択が出来ないとキツイけどそれでも組織で働くよりは精神的にも楽だと思います。
まとめ
世の中の大多数が受動的で常識に何の疑問を持たず、みんなが言っていることが正しくて、みんなで渡れば赤信号だって怖くない人達だと思っています。
そういう人たちは集団行動が得意で会社という組織で働くことに向いているんだと思います。
なんとなく悪い言い方に聞こえますが私はそういう人たちを否定する気もないしむしろ会社員に向いていることは日本で生きやすいし、ある意味優秀だと思います。
だけど中には私のような常識に染まることが出来ず、集団行動が苦手な人がいるわけです。
みんなが怖くないと思っているものでも自分が怖いと感じるものが怖いし、みんなが面白いと言ってるワンピースを読もうという気にもなれない人もいます。
目上の人にお酒を注ぐ前に、「そもそも何が目上なの?立場は違っても同じ人間だろ。上下関係なんて気のせいだからな」って私は今でも思っています。
そういう人達にとって会社で働くことは本当にツライんですよね。
まあ私がツライだけなんだけども。
参考にこちらもどうぞ。私が運営する仕事、転職に関するブログです。