事業やってる人とか、プロスポーツ選手とか、アーティストとか、客観的に見ていると自分のやりたいこと、好きなことをやってお金を稼いでいるように見えます。
だけど彼らにも彼らなりの気苦労があって特にアーティストの中には(絵描く人、歌う人を含めて)、
「俺のやりたいことは本当はこうじゃないんだ」
「だけどお金が必要だから仕方なくやっているんだ」
というようなお金を稼ぎたい気持ちと好きなことをやりたい気持ちのジレンマに陥ることもよくあるんじゃないかなと想像してしまいます。
というのも私を含め、ブログやアフィリエイトで稼いでいる人の中にはブログで好きなことを書きたいという気持ちとお金を稼ぎたいという気持ちの二つが混在してどっちを優先するか悩む人が少なからずいますし、商用イラストを描いている私の奥さんも自分が描きたい絵が必ずしもお金に繋がるというわけではないからです。
お金を稼ぐための重要な要素
やりたい仕事、やらされている仕事に関係なく今の日本でお金を稼ぐためには二つの重要な要素があると考えます。
一つは他人にモノやサービスを提供すること、他者貢献です。
他者貢献
世の中の人にためになればためになるほど、貢献すれば貢献するほどお金が入ってくるというほど世の中正しくは出来ていませんが、会社員であっても、自営業者であってもある程度はその傾向にあると考えます。
私はブログを書いたりすでに販売されている商品やサービスを紹介するサイトを作ることが仕事なんですが、私の仕事は基本的に私のサイトに訪問する人が多ければ多いほど、また、商品やサービスが売れれば売れるほど私の手元にお金が入ってきます。
ブログの何が人のためになって何がためにならないか、という問題もありますが基本的にはブログに訪れた人に情報や知識を得たい人に情報や知識を提供すること、一方で商品やサービスを販売したいという企業の目的の達成、に一役買っていると言えるでしょう。
ということにしておいてください。
先月私の友人が美容室を開業しましたが彼もまた多くの人の美に貢献することで収入を得ることが出来ます。
10人より100人、100人より1000人の顧客に貢献する方がより多くの収入を得ることが出来ますし、その顧客一人一人への貢献度(満足度)が上がれば基本的に収入も上がるはずです。
お金を稼ぎたいという気持ち
お金を稼ぐためにの重要な要素の二つ目はお金を稼ぎたいという気持ち、願望であると考えます。
資本主義社会ではどんなに他人に貢献しても無償でやってしまえばお金は一円も入ってきません。
私のブログがどんなに素晴らしくて多くの人々にいろんな情報、知識を与えたとしてもお金を稼ぐ方法を一切取り入れなければ一円も収入を得ることは出来ないでしょう。
お金を稼ぐためには「お金を稼ぎたい」、「お金に変えたい」という気持ちがとても重要です。
やりたいことをしてお金を稼ぐには
お金を稼ぐために必要なことが、
「他者に貢献すること」
「お金を稼ぎたいという気持ち」
であるならば、自分がやりたいことをしてお金を稼ぐには少なくともこの二つがやりたいことでなければいけません。
逆に言うと「他人に貢献すること」と「お金を稼ぐこと」が自分のやりたいことであれば何をやってもある程度はやりたいことをしながらお金を稼ぐことが出来ます。
実際自分のやりたいことを仕事にしている人は「漏れなく」とは言えないかもしれませんが、自分が提供するモノやサービスを顧客が利用して喜んでもらえると嬉しい、楽しいと思っているはずです。
逆にその気持ちがなくなってしまうとその仕事は「やりたいこと」ではなくなってしまい、楽しいと感じられなくなってしまっているはずです。
お金を稼ぐ行為そのものが大好きな人は結構何をやっても「やりたいことで稼ぐことが出来る」ので幸せかもしれません。資本主義社会で生きやすいでしょうね。
でもお金って最終的なゴールじゃないからお金のために他を捨ててそれだけに集中するのは難しいです。なのでお金そのものが大好きでそれを稼ぐ行為自体が大好きだという人は実は結構珍しいです。
どちらも備わってない人はやりたいこと、好きなことをして稼ぐこと難しいかもしれません。
最近はブログで書きたいことを書いたりyoutubeでゲーム実況をしてお金を稼ぐような人もいますがいずれも多くの視聴者を獲得する必要があり、他人に有意義な時間を提供すること、貢献することを避けて通ることはできません。
『好きなことで、生きていく』
を実行するには少なくとも誰かに貢献する気持ちを持つことが重要かな。