人の悪口ばっかり言う人っていますよね。
※「ばかり」というのがポイント。どんなに優れた人格者でも人の悪口を言いたい時は誰だってあります
口を開けばだいたい人の悪口で、もうその人のイメージが「人の悪口ばかり言う人」みたいな人。
こういう人って少なくなくて、むしろ多くの人は人の悪口が大好きで、悪口を言わない人の方が少数派な気もしたり…
昔同棲していた人も人の悪口ばかり言うタイプの人で、まあそういう人って身の回りにもたくさんいたりするのではないでしょうか。
悪口ばかり言うことの問題点は信用をなくすこと
人の悪口を言うことは簡単ですが、実は結構問題点があります。
問題はいくつかあるんですが特に問題なのはやっぱり信用されないこと。
よく言われる話ですが、他人の悪口を言っている人の話を聞いている人は、自分の悪口も他の人に言っているのではないか?
と思われちゃいます。
これは非常に問題なわけで、他人の悪口ばかり言う人は次第に人が離れていきます。今は離れていなくても、それはうわべだけの付き合いをされることが多く、どうでも良い存在と思われた瞬間に離れていきます。
時には敵を作る
他人を味方にする最も効果的な手法の一つに「共通の敵を作る」というものがあります。
ドラゴンボールの悟空とピッコロは元々敵対していましたが、サイヤ人という共通の敵を作ることで味方になります。
ドラゴンボールを始め、バトルマンガでは共通の敵が出てくることで「昨日の敵は今日の友」展開になることが多いです。
共通の敵の悪口を言うことは人間関係を円滑にする方法の一つとして効果的であると言えるでしょう。
しかし悪口ばかり言ってしまう人は「共通の敵であるかどうか」に関わらず、時に話し相手の味方の悪口まで言ってしまいます。
そうなるともう最悪です。
悪口の対象がその人の尊敬する人だったりすると信頼はがた落ち、場合によっては「尊敬するあの人の敵だから私の敵だ」となりかねません。
「何もしていないのにある日から突然急に冷たくなった」
のようなことがあった時の多くはこれが原因だったりします。
多くの人は平和主義なのでその場で反論せず、後から距離を取ります。
たとえ事実であっても。
悪口はたとえ事実であっても悪口です。
あの人は「頭が悪い」
あの人は「考え方がおかしい」
あの人は「ずるい」
たとえ事実であっても本人が言われて嫌なことはやっぱり悪口なのです。
人の悪口を言わないタイプの人はたとえ事実であってもその場にいない共通の知り合いの評価を落とすような発言はしません。
「頭が悪い」と思っていても「あの人は頭が悪い」とは言わないし、「考え方がおかしい」と思っても「おかしい」とは言わず、「自分とは違う」と言います。
あまり悪口を言わないタイプの人は人の悪いところが見つけられないわけではありません。
悪いと思っても言わないだけです。
悪口ばかり言う人はストレスが溜まっている?(おまけ)
「他人の悪口」で検索すると、「悪口を言う人はストレスが溜まっている人」と言う記述が目立ちますが、私はそうは思いません。
全く関連性がないとは言いませんが、おそらく悪口ばかり言う人はストレスが溜まっていても、溜まっていなくても悪口ばかり言うでしょう。
逆に悪口をあまり言わないタイプの人はストレスが溜まっても悪口が増えるとは限らないでしょう。
じゃあどういう人が悪口ばかり言うの?
って思って少し考えたんですが、やっぱり「それが癖になっているのではないか?」と思いました。
なんというか、他人の悪口や噂話しか話のネタがないというような感じです。
「共通の知り合いがいる」という接点があれば年齢、性別、生活環境が違っていても、その共通の知り合いの話題で盛り上がることが出来ます。
共通点が少なくても、逆にそこから共通の趣味などを聞くことが出来ますが、人の悪口を言うのが好きなタイプは、
「最近〇〇が流行ってるみたいね~あなたはどんな音楽が好きなの?」
という話より、
「〇〇さんってあれらしいよ~」
という話が好きなのです。
目の前の人よりも今いない興味の対象の方の話をするのが好きなのです。
目の前の相手のこと、自分のこと、これからのことよりも今いない誰かの話が好きというのはちゃんちゃらおかしい話ですが、そんな人って結構多いです。