ハフィントンポストやブロゴスのエントリーでたまに見る。
「○○は法律的に問題があるか弁護士に聞いてみた」
みたいなやつ。すげー嫌いなんですよ。
だってさー。
・・・
・・・
どうでもいいだろそんなこと!
法律違反だから何なの?
訴えるの?
弁護士が違反だ!って言ったら勝ちなの?勝った気分になれるの?
労働基準法違反だ!
ネットのニュースサイトで
弁「これは労働基準法違反にあたりますね。」
ってのを見て、「ほらやっぱり私の会社はブラックなんだわ!」って思ったところでどうなるわけなんだよ。
訴えるの?
訴えないでしょ。
法律違反かどうか調べたところで何も変わらないし弁護士に訴えるなんて金も掛かるし効率も悪いしそんなこと考える前にさっさとやめるか自分が変わるかすればいいだけの話。
ネットで自分の会社がブラックかどうか調べるよりまず自分が動けよって言いたい。
著作権法違反だ!
著者である本人が言うならともかくお金出して買ってるって程度の消費者が著作権法違反を訴えたところで何も変わらない。
彼らが持つ感情は正義感というよりてめえだけズルイ!卑怯だ!っていうただの憎悪。
そもそも今のネット社会は著作権法が崩壊しつつあっていつまでもただ単に守ろうなんて姿勢でいるやつは淘汰される。だからといって違法ダウンロードしまくるやつも問題だがそれを注意するやつもどうかと思う(単純に嫌いw)。
道路交通法違反だ!
だからなんだよ。確かに危険運転するやつ、飲酒運転するやつはアブねえし最低だと思う。だけど常識的に考えてチョイ車でスピードオーバーするくらい日常茶飯事だし酒飲んで自転車乗って重大事故起こすやつなんてほとんどないだろう。
それを道交違反だとか言って指摘してくるやつと私は友達になれない。
学生の頃は傘差し運転もしたし女の子と二人乗りもした。
女の子に「後ろ乗っていい?」って言われて、「それ道交違反だから無理」とか言うやつは絶対彼女できないし友達も少ないだろう。
法律遵守主義な人の心境
法律違反だ!ルール違反だ!
とかうるさい人と私は仲良くなれない。何故なら彼らは酷く潔癖で他人の(法律的に)間違った行動が許せないだけではないからである。
承認欲求を満たす
法律っていうのは原則的に正しいとされている。
世間では法律に則っていれば正しく、違反していれば間違っているとされる。だから法律を味方につけると自分の意見、見解が正しいとされやすくなる。
法律遵守主義な人は自分が認められたいがために法律っていう武器を持つ。
「彼の言ってることは法律違反だ!」と指摘して自分が言ってることが正しいと第三者に認めさせたいんだよ。
自分に自身がない
自分の意見を言うって結構勇気が必要だよね。
本当は間違っているんじゃないか?誰かに否定されるんじゃないか?ってね。
だけど原則的に正しいとされる法律に則った意見は法律っていう強い味方がついているから自信持ってこうだって言い切れる。
だから法律違反だ!って意見はすげー言いやすい。だって法律に則っていれば間違いないんだから。クソおもんない意見だけどね。
というわけで・・・
法律違反だとか法律的にどうなの?
とか言う人すげー嫌いです。多分嫌いなタイプベスト3に入ります。
「違法」もしくは「違法と思われる箇所」があれば、第三者から突っ込みが入るのは当たり前の話。だからこそ、日記であれ、商用のニュース・記事であれ「遵法」という要素がとても大切になってくる。
とか言ってた人いますがこれすげー的外れ。ネット社会だからこそ法律なんて必ずしも正しいってことはねえしむしろどうでもいいってことがわかってきたんじゃないかと思います。
リアル社会で惨めな思いをしている人が遵法満帆なネット生活を楽しんでいるようですが正直そういう人ってやっぱりネットでも煙たい存在だよね。
すくなくとも私はそう思う。