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飛び込み営業に向いている人と向いていない人

2016 12/13
飛び込み営業に向いている人と向いていない人

営業はキツイからやめとけと言われるkとおが多いですが求人の実に2割以上が営業職だったりします。

そしてその営業職にもいろいろあり、一般的にキツイからやめとけって言われる営業の特徴は飛び込み、新規開拓、単一商材の三点セットです。

今回はこの車、住宅、保険に代表する飛び込み営業に向いている人と向いていない人の話をします。

(ちなみに私は飛び込みはしない、新規開拓もほぼしない、単一商材ではない営業職です。)

前置きはさておき早速向いていない人から上げていきます。

目次

飛び込み営業に向いていない人

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営業職において向いている人と向いていない人の決定的な違いは考え方、精神面の違いです。

特別な技術や専門知識を必要としない営業職では何が出来るとか何を知っているかよりもどう思っているか、どう考えているかの方がその人にとって営業が適しているかどうか重要になってきます。

ということでこれから「こういう考え方の人は飛び込み営業に向いていない」って特徴を上げていきます。

効率が悪いことが嫌い

飛び込み営業はとにかく効率が悪いです。

人に物を売る時、最も効率の良い売り方は買いたい人に買いたいものを売ることですよね。

だから効率よく物を売りたければ「売りたい商品を欲しがっている人に売る」か「買いたい人を見つけて欲しがっている物を売るか」のどちらかってことになります。

例えば新聞やテレビ、インターネットで広告出したり、企業、販売店向けにルート営業をしたり、量販店などでイベントやったり不特定多数の人に向けて宣伝すれば効率よく売ることが出来ます。

大々的に宣伝してたくさんの人の目に留まればその中から買いたいって人を見つけることが出来るわけです。

一方で飛び込みで訪問販売するっていう販売手法は最も効率が悪い。

量販店イベントやれば一日で数百人の顧客に営業できるけど、訪問販売はせいぜい20~30件くらいですか。

例えば車の営業に100件回ったとして決裁者に会える確率が5割。その中の9割が相手にしてくれず残り5人のうちなんとか1人見込みがある人がいたとする。

だけどその一人が必ず買ってくれるとも限らない。他でも検討している可能性もあるしやっぱり辞めるってこともあるわけだから。

スゲー効率悪いですよね。

飛び込み営業は効率が悪いってことは会社も知ってます。

なのになんで飛び込み営業をやるかって言うと他にやりつくしてるってのもあるけど、たとえ目標が達成しなくても営業マンが平均的に利益が出る程度売っていれば会社に飛び込み営業の部門を置くメリットがあるからです。

営業マンが効率悪いと思っていても会社から見れば飛び込み営業部門は効率よく利益を出してるってこと。

「なんでこの俺がこんな効率悪いやんなきゃいけねえんだよ!」

ってのはごもっともで私も絶対にやりたくない。効率の悪いことをいちいちやりたくないって考え方曲げれないよね。

人を不快にさせることは出来るだけ避けたいと思っている

飛び込み営業って買う気のない人にとって迷惑以外の何もんでもないです。

料理作っている時、仕事している時だけでなくゲームやってる時や漫画読んでいる時でも急に訪問してきて初めて会う人に興味のない物売りつけられたら誰だって迷惑だって思いますよね。当たり前のことですが。

だけどこれがバリバリ根性営業マンとか上司が言うわけですよ。

「たとえ始めは興味がなくても魅力を感じてもらい最終的にお客さんに満足してもらえればそのお客さんにとっては迷惑どころか最高の人に出会えたってことになるだろ?」

ってね。

ふざけんじゃねえよ!

って思います。

その裏で何人の人怒らせたら気が済むんだよって感じです。

それに成約したからと言って必ずしも本当にお客さんが満足しているかなんてことはわからないんですよ。ただ単に断りづらかっただけかも知れない。後でもっといい商品見つけて後悔しているかもしれない。

そんなこと言ってると何も売れないわけですが少なくとも私はなるべく人に迷惑掛ける仕事はしたくないんだよね。

「嫌われる勇気」って本が大ヒットしましたがあれ別に嫌われる勇気を持つことが大事って意味の本じゃないですからね。不必要に嫌われるような行動をするのは普通誰だって気持ちのいいもんじゃないです。

負けてもいいと思っている

私の中で飛び込みに限らず営業職に向いている人に共通するところって多分負けず嫌いなところがあるところだと思ってます。

会社で同僚に負けたくないとか、社内で弱いやつ、できないやつと思われたくないとか・・・

特に精神面で左右される飛込み営業ではこの負けん気ってのが一番の原動力になるんじゃないかと思います。

でも私はそもそも仕事が出来る出来ないとか売上が上だとか下だとか、そういうの無意味なんじゃないかって思います。

どんなに売り上げ伸ばして給料が増えても自分が納得出来るやり方じゃないと満足できないし、どんなに仕事が出来る人でも家庭が冷え切っていたら幸せとは言えないでしょ?

勝ったから嬉しいと思う気持ちはあっていいと思うんですが、負けたから悔しいとか思う必要はないと思います。そういうマイナスの気持ち自ら持つ必要なんてないんです。

向いていない人まとめ

なるべく人に迷惑掛けたくなくて効率悪い作業が嫌い。そんなことするくらいなら社内で出来ないやつでいいよ。

って人は多分飛び込み営業には向いていない。まさしく私のことなんだけど。

そういうタイプの人って多分たくさんいるよね。というか私はこの上げた3つの項目が多数派だと思っているくらいだけど。

誰だって効率の悪いことは嫌いだし、なるべく迷惑行為はしたくない、別に仕事できるやつだって思われなくてもいいでしょ。

飛び込み営業に向いている人

今度は逆に向いている人を上げていきます。

まず始めに断っておきますが向いているのと優秀であることは違います。

向いているってのは背の高い人がバレーボールに向いているとかそういう意味。優秀であるというのは運動神経が優れているって意味です。だから優秀な人は多少不利である(向いていない)仕事も人並み以上に出来ます。

人の気持ちをあまり考えない

2ちゃんねるとかでもよく言われていますが営業で成績を伸ばす人って嫌なやつ、性格が悪いって言われてるやつが多いです。これは事実だと思います。何度も言いますが人として尊敬される優秀な人は別です。

人の気持ちとかあんまり考えられない人っていますよね。

どうでもいい人相手には傍若無人なくせに上司にはゴマすって八方美人だったり・・・

別に八方美人を否定するわけじゃないんですが人の気持ちをあんまり考えられない人って自分が八方美人なヤなやつって思われていることに気がつかないんですよね。他人が自分のことどう思っているかなんて深く考えられないですから。

こうすれば相手は喜ぶとかこうすれば怒るとくらいならわかるけどそれ以上はあまりわからない。

そういう人はいきなり知らない人が尋ねてきて商品売り込まれることがどれだけ迷惑なことかってのがあまりよくわかっていません。

だから何の躊躇いもなくどんどんイケます。自分は怒るんですが。

負けず嫌い

とにかく同僚とかに負けることが嫌いなタイプの人はスゲーがんばります。営業で同僚に勝って会社に評価されることに一番喜びを感じます。

負けず嫌いというのは営業職では非常に大事なことです。

私は先述した通り負けず嫌いなところがあまりないのでいまいち理解できなんですよね。

まとめ

まあ飛び込み営業に向いているタイプの人ってあまりイメージがよくないですよね。

すごく良い人で思いやりがあって効率よく飛び込み営業で成功しているって人もいますがそれは飛び込み営業に向いている人じゃなくて単純に優秀な人。そういう人はルート営業でもコンサルタントでも管理職でも頭使って成果を出します。

営業は根性だ!断られてから本番だ!

みたいな根性営業をやる会社は先に上げた向いていない人は絶対やめた方がいいです。

ちょっと訓練したくらいじゃ考え方は変わりません。無理にやろうとすると肉体的にも精神的にキツくなります。

もっと自分を活かせる別の仕事やりましょう。

インターネットが普及した現代で飛び込み営業が必要なシーンって多分ほとんどないですからね。飛び込み営業をする会社に将来性はあんまりないです、もちろんすべてがダメだとは言い切れませんが…

この記事を書いた人

ブログ及びアフィリエイトアフィリエイト収入で生活してます。高知から千葉に移住しました。

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